Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

このリリースで修正されたバグ

次のリストに、Calendar Server 2005Q1 で報告され、このリリースで修正された問題を示します。

4526765

問題:Calendar Server ユーティリティー cscal では、コマンドで所有者をいくつ指定したとしても、一度に所有者を 3 人以上追加できません。

4945126

定期的な予定用の ITIP メッセージが不正です。

4963040

csdb rebuild により、指定したターゲットディレクトリの末尾にデフォルトディレクトリが追加されます。

5018344

search_calprops.wcap が正しい結果を返すために、LDAP 検索フィルタを向上させる必要があります。

5023720

csclean -g オプションの使用法が不正です。

5044765

Calendar Server パッケージで、最上位レベルディレクトリのグループ ID に疑問符が使用されます。

5044776

Calendar Server パッケージで、割り当てられた所有者の代わりにパラメータ属性が使用されます。

5053566

Linux: Calendar Server のファイルが、デフォルトで /etc/opt/sun/config にインストールされます。

5088397

icsStatus を、ドメインレベルで使用できません。

5105867

Calendar Server が、共有コンポーネントのプライベートコピーを保持します。

5110172

Solaris x86 プラットフォームで、DWP デーモンが起動に失敗します。

6173572

LDAP キャッシュが有効の場合、cshttpd で障害が発生します。

6173712

仮想ドメインモードでメール検索が設定されている場合、Calendar Server error 29 がスローされます。仮想ドメインモードでは、メール検索はサポートされていません。代わりに、ユーザーおよびグループ LDAP を使用してください。商用リリースでは、仮想ドメインモードで、 ics.conf ファイル内のメール検索設定が無視されます。

6174162

csrename の実行時に、混乱を招くエラーメッセージが表示されます。

6182625

WCAP の変更: 更新をメソッドとして追加します。そうしない場合、最初の変更以降の変更時に Outlook でエラーが発生します。WCAP のバージョンを 3.3.0 に変更します。

6193286

システムのタイムゾーンが認識されません。

6193665

スキーマ 1 で仮想ドメイン (ホストドメイン) を使用している場合は、 search_calprops.wcapprimaryOwner=1 を指定しても、一貫性のある結果が返されません。

6197272

問題:service.http.ssl.port.enable=”yes” を設定しても、通常の HTTP ポートが無効になりません。

修正:マニュアルの問題。“yes” が指定された場合、HTTPS は SSL ポート上でのみ待機します SSL が機能するには、バックエンドサーバー上で、 service.http.enable および service.http.ssl.port.enable の両方を “yes” に設定する必要があります。

回避策:HTTP がポート上で待機することを無効にする方法はありません。ただし、管理者は、service.http.port を未公開のポート番号に変更できます。

6197553

Outlook Connector の使用後に、csdwpd によりクラスタのフェイルオーバーが発生します。

6206703

ホストドメイン上のユーザーとしてログインできません。

6209863

作成時に、csuser-c オプションの使用を許可すべきではありません。

6211629

問題:csconfigurator.sh の GUI の入力領域が、日本語ロケールで狭すぎます。

6211917

get_freebusy.wcap により cshttpd がクラッシュします。

6215989

browser.cache.enable が “yes” に設定されている場合、特定の引数と共に login.wcap 要求を使用すると、Calendar Server に障害が発生します。

6219300

csrename が削除ログを更新しないため、孤立したエントリが削除ログ内に残されます。

6219332

サイレントモードでも、 csconfigurator.sh により質問への応答が求められます。

6219906

問題:仮想ドメインモードの場合、ics.conf ファイル内で maillookup を設定していると、WCAP エラーが返されます。

修正:仮想ドメインモードでは、ics.conf ファイル内の ugldap が優先され、maillookup は無視されます。

6220063

cshttpdgetRemovedAttendees でクラッシュします。

6224389

定期的な予定を保存すると、cshttpd がクラッシュします。

6224683

通知サービスが修正されました。複数の変更が加えられました。

6226361

共同所有者により開催者が変更された場合、出席者のカレンダから予定が消滅します。

6227703

LDAP キャッシュが有効な場合、cshttpd がクラッシュする可能性があります。

6228400

get_userprefs.wcap を発行すると、システムに障害が発生します。

6230748

csadmind が caldb_GetNextAlarmFromQueue でクラッシュします。

6232493

dtstart が設定されている場合、get_freebusy.wcap により cshttpd がクラッシュします。

6232755

list.wcapsubscribe_users.wcap、および unsubscribe_users.wcap により、cshttpd がクラッシュします。

6233224

代替ルートにパッチ -18 をインストールできません。

6234232

ニュージーランドの夏時間の開始日および終了日が不正です。

6234868

スラッシュ (/) を含む mailto: アドレスを使って、Outlook から storeevents.wcap を呼び出すと、cshttpd が無限ループに入ります。

6239645

日付と時刻に変更を加えずに例外を作成しても、ダブルブッキングエラーが発生することがあってはなりません。

6240039

csadmindUpdateOrganizerPendingStatus でクラッシュします。

6240332

不正なファイル所有権が原因で、サービスの起動が失敗します。

6240579

csstored.pl 内の次の行にエラーが存在します。if ($log_files_count > 1)()。これは、> 2() でなければなりません。

6241683

定期的な予定を繰り返しのない予定に変更しても、変更が有効になりません。

6241916

GSE エントリ (外部の開催者に返信する内部の出席者) の処理時に、csadmind がクラッシュします。

6241941

定期的な予定の処理中に、スタックが定期的な作業 (ToDo) を処理する場合、csadmind がクラッシュします。

6246400

週別表示に終日予定が表示されません。

6249180

Calendar Server が、エイリアスドメイン内のユーザーのカレンダの一部を返しません。

6251866

会議の詳細が変更された場合に通知を送信しない機能を、WCAP が提供する必要があります。これは、 storeevents およびいくつかの削除コマンドに追加された smtpNotify パラメータとして実装されました。詳細は、「このリリースの新機能」を参照してください。

6262770

Word 文書を Communications Express にインポートすると、 cshttpd がクラッシュします。

6265287

問題:カレンダ内で認証フィルタを設定すると、トラストサークル SSO が失敗します。

6266149

レガシーモードから仮想ドメインモード (ホストドメイン) への移行に必要な基本的変更。

6269282

システムに local.ldap.cache.cleanup.interval が正確に反映されません。

6269721

問題:csresource - k オプションのデフォルト動作が、空白を含めるか、省略するかで異なります。

6269822

問題:csresource マージ内のリソース用にリストされたデフォルト ACE が不正です。

6274603

問題:出席者がすべてを受け入れた場合、外部の開催者が、定期的な予定のインスタンスごとに 1 つの応答を受け取ります。

6274607

問題:開催者が外部の場合、Import コマンドにより、開催者の間違ったメールアドレスが入力されます。

6274639

問題:csdwpd のバックエンドプロセッサに問題があるため、フロントエンドの cshttpd に障害が発生します。

6274892

問題:cscal -v list コマンドが機能しません。

6275605

問題:ライブカレンダデータベース内に 3 つ以上のログファイルが存在する場合、csstored.pl が警告をレポートしません。

6276294

問題:セキュリティー保護されたログインパラメータが機能しません。

修正:実装されていませんでした。ics.conf ファイルから service.http.ssl.securelogin パラメータが削除されました。

6277086

問題:プロキシ認証を行うために、local.user.authfilter をオフにする方法が必要です。

修正:WCAP コマンド login.wcap に新規パラメータが追加されました。追加されたパラメータは applyauthfilter です。このパラメータについては、『WCAP Reference』を参照してください。

6277250

問題:Linux の場合、アップグレード後に Calendar Server が起動しません。パッチを使ってアップグレードを実行すると、lib ディレクトリに不正なアクセス権が設定されます。

回避策:root で、次のコマンドを実行します。

  1. cd /opt/sun/calendar/lib

  2. mkdir lock

  3. chown -R icsuser:icsgroup lock

6278096

問題:ユーザーが最初に出席依頼にコメントを追加してから、それに応答すると、電子メールアラームがオフになります。

6278698

問題:Calendar Express のログインページに表示される著作権の年が正しくありません。

6279920

問題:週別ビューを「土曜日と日曜日を除外して」表示しようとすると、プログラムが終了します。

6281536

問題:プレパッチスクリプトで、代替ルートで動作しない必須パッチをチェックするメソッドが使用されます。

6282727

問題:calprops に X-Token を追加する機能が必要です。これは、Connector for Microsoft Outlook でデフォルトでないカレンダをサポートするのに必要です。

6284100

問題:RRULES が個々のインスタンスごとにエクスポートされるため、予定が重複します。

6285029

問題:cshttpd を解放すると、プログラムが終了します。

6286321

問題:プレパッチチェックにより、廃止されたパッチが検索されます。