Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

Microsoft Exchange の相互運用性

Sun Java System と Microsoft Exchange の相互運用性に関する問題は次のとおりです。

Free Busy Proxy for Exchange が完全な空き時間情報を返しません。(6174201)

長い件名の場合、タブが挿入されます。(6194768)

Exchange サーバーからのメッセージが Microsoft Outlook 版 Connector および Sun Java System Messaging Server を使用するサーバーに送信される場合、件名が長すぎると件名の行にタブが挿入されます。

ルールが正しく機能しません。(6200399)

Exchange プロファイルを使用した同じ手順 (LDAP GAL を追加し、LDAP エントリの 1 つをメールフィルタ/ルールに直接使用) が Exchange プロファイルで同じ結果を示す場合、LDAP GAL エントリを使用して作成された電子メールフィルタ (ルール) は Outlook 2000 で機能しません。つまり、Outlook 2000 ではフィルタは機能しません。Outlook XP (および Outlook 2003) では、フィルタは機能します。

回避策として、電子メールフィルタ/ルールで使用する連絡先をすべて個人用のアドレス帳に追加します。その後、LDAP エントリの代わりにローカルの連絡先をルール内で使用します。

人または配布リストからのルールが機能しません。(6203018)

連絡先フォルダ内の個人用アドレス帳からの配布リストが電子メールルール/フィルタに追加されると、配布リストを拡張するかどうかを確認するルールウィザードのダイアログが表示されます。ルール/フィルタには、電子メールアドレスの拡張リストが含まれる必要があります。LDAP GAL からの LDAP グループがルール/フィルタに追加された場合、ルールウィザードはグループを拡張することを確認せずに、単にグループの電子メールアドレスを使用します。LDAP グループを使用して作成されたルールは機能しません。これと同じ動作は、Exchange に接続されたプロファイル (また、サービスとして設定された LDAP ディレクトリを持つプロファイル) にも見られます。

回避策として、個々のグループメンバーを個人用のアドレス帳に追加し、それらを電子メールフィルタ内で使用します。

削除済みアイテムを回復できません。(6255190)

「削除済みアイテムフォルダを空にする」を選択したあとは、削除済みアイテムを回復することができません。

RTF 内に埋め込み OLE オブジェクトと HTML を持つメッセージの Exchange (versions 5.5、2000、および 2003) から Microsoft Outlook 版 Connector への受信が機能しません。