ここでは、Portal Server 6 2005Q4 に関する既知の問題のリストを示します。対象となる製品は次のとおりです。
マルチセッションインストールでゲートウェイのリダイレクションが行われない (4971011)
説明:インストールモードに関係なく、ゲートウェイのリダイレクションはマルチセッションインストールでは発生しません。
対処方法:次の回避策を実行します。
ブラウザを起動して、amconsole にアクセスします。
「サービス設定」タブで、「ゲートウェイ」を選択します。
ウィンドウの右下で、「default」および「セキュリティ」タブをクリックします。
続いて、「非認証 URL」フィールドに、http://IS-Host :port/amserver/UI/Login のような URL を追加します。
たとえば、http://boa.prc.sun.com:80/amserver/UI/Login のような URL になります。
最後に、スーパーユーザーとして次のコマンドを実行してポータルゲートウェイを再起動します。
/etc/init.d/gateway -n default start debug
Portal Server 6.3.1 による multiserverinstance スクリプトが BEA WebLogic で実行されない (6228757)
説明:初期インストールの際に WebLogic 管理ポートを 7001 に指定した場合は、2 番目のインスタンスの作成時に、別のポート番号を管理サーバーに指定することはできません。
複数インスタンススクリプトが WebLogic 管理ポートについて尋ねてきたときに、ユーザーは異なる値を指定できますが、管理ポートまたは他の管理サーバーの細部設定を変更することはできません。
デフォルトでは、設定されるはずのすべてのインスタンスは、同じ管理サーバーの一部になると想定されています。
対処方法:新しい管理サーバーを指すようにするには、次の手順を実行します。
/etc/opt/SUNWps/PSConfig.properties ファイルで次のプロパティーを変更し、新しい管理サーバーをポイントするようにします。
DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL=
DEPLOY_ADMIN_HOST=
DEPLOY_ADMIN_PORT=
DEPLOY_ADMIN=
multiserverinstance スクリプトを使用して新しいインスタンスを作成します。
Identity Server が Directory Server を LDAPS で実行させている場合、Portal Server コンフィギュレータが作動しない (5044585)
対処方法:DS の SSL 機能を無効にし、非 SSL ポートで AMConfig.properties を更新して、Portal Server を正常にインストールします。
PortalServer-base/lib 内にコンフィギュレータが存在しない (6209368)
説明:Portal Server パッケージをインストールすると、コンフィギュレータは PortalServer-base/SUNWps/lib ディレクトリには存在しなくなります。 コンフィギュレータは、psconfig スクリプトへのシンボリックリンクだったものです。パッケージングの問題により、シンボリックリンクは Solaris では作成されませんでした。 Linux では使用可能です。psconfig スクリプトを直接使用してください。
対処方法:代替手段として psconfig スクリプトを使用します。
PortalServer-base/SUNWPs/lib/configurator スクリプトは、PortalServer-base/SUNWPs/lib/psconfig スクリプトの symlink です。
iNotes および Microsoft Exchange 2000 SP3 が Proxylet でサポートされていない (バグ ID なし)
説明:iNotes および Microsoft Exchange 2000 SP3 が Proxylet でサポートされていない
対処方法:なし
いくつかの機能を実行しているときに iNotes にページを表示できない (6190570)
説明:次のモジュールの場合にエラーが発生し、iNotes に「ページを表示できません」というメッセージが表示されます。
メール
予約
予定
連絡先
メッセージ領域
このメッセージは、「保存」ボタンと「削除」ボタンを使用する場合に表示されます。
対処方法:なし
Proxylet のダウンロード後に NetFile ヘルプが表示されなくなる (6180420)
説明:Proxylet と NetFile をダウンロードした場合は、NetFile ヘルプが表示されず、Java コンソールで例外がスローされます。
対処方法:なし
Proxylet をダウンロードした後、ポータルデスクトップに SSL モードでアクセスできなくなる (4990035)
説明:Portal Server が SSL モードの場合は、Proxylet のダウンロード後にポータルデスクトップをダウンロードできません。
対処方法:なし
Proxylet のルールのヘルプを利用できない (5107957)
説明:Proxylet のルールの設定方法については、「Portal Server 6 2005Q4 の更新マニュアル」を参照してください。
Proxylet からユーザーの amconsole にアクセスすると、「アクションは取り消されました」ページが表示される (6190566)
説明:ゲートウェイを経由してポータルデスクトップにログインし、Proxylet をロードして、管理コンソールにアクセスしようとすると、ビューリストボックスが「アクションは取り消されました」ページを返します。
対処方法:なし
アップグレード後に、デフォルトの Proxylet ドメインが Proxylet のルール編集ウィンドウに表示されない (6230842)
説明:アップグレード後に、デフォルトの Proxylet ドメインが Proxylet のルール編集ウィンドウに表示されません。
対処方法:なし
ポートレットセッションがクラスタの管理対象サーバー全体で保存されない (6190600)
説明:ポートレットの HTTP セッションのフェイルオーバーは機能しません。
対処方法:なし
新規 WSRP コンシューマプロデューサを作成できない (6202285)
説明:新規 WSRP コンシューマプロデューサを作成すると、サーバーでエラーが発生します。
対処方法:Application Sever 8.1 を使用する場合は、Java Enterprise System 3 のインストールプロセスを実行する前に次の 4 つのパッケージを削除してください。
SUNWjaxp
SUNWxrgrt
SUNWxrpcrt
SUNWxsrt
Java Enterprise System 3 をすでにインストールしていて、CR 6202285 で説明されているエラーが発生する場合は、次の手順を実行してください。
これらの 4 つのパッケージをアンインストールし、再インストールします。
システムを再起動します。
アドレス帳チャネルの「オンラインヘルプ」ボタンが欠落している (6193284)
説明:アドレス帳チャネルの「ヘルプ」アイコンには、「ページが見つかりません」という例外がブラウザに表示されます。
対処方法:なし
Portal Server オンラインヘルプのリンクは、Identity Server と Portal Server が別々の環境にある場合に機能しない (6197755)
説明:この問題は、Web コンテナ、IBM WebSphere、および BEA WebLogic に Portal Server がインストールされているときに発生します。
対処方法:BEA WebLogic の場合
Portal Server マシンの端末ウィンドウで、次のディレクトリに移動します。
cd /BEAInstall-base/user_projects/domains/mydomain/applications/DefaultWebApp
次のように入力します。
ln -s /AccessManager-base/public_html/online_help/ online_help
DeafaultWebApp ディレクトリが /BEAInstall-base/user_projects/domains/mydomain/applications にない場合は、端末ウィンドウで次のコマンドを入力します。
cp /BEAInstall-base/weblogic81/common/templates/applications/DefaultWebApp.jar /tmp cd /tmp jar -xvf DefaultWebApp.jar cd /tmp/_apps_/ cp -R DefaultWebApp /BEAInstall-base/user_projects/domains/mydomain/applications |
WebSphere の場合
Portal Server マシンの端末ウィンドウで、次のディレクトリに移動します。
cd IBMInstall-base/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/installedApps/DefaultNode/DefaultApplication.ear/DefaultWebApplication.war
次のように入力します。
ln -s AccessManager-base /SUNWam/public_html/online_help/ online_help
メールチャネルにログインページが表示されない (4873659)
説明:Sun Java System Messaging Server の ipsecurity 設定が「yes」になっている場合、メールチャネルは Messenger Express クライアントを正常に起動しません。メールチャネルで通常どおり Messenger Express クライアントを起動するには、Messaging Server の ipsecurity 設定を「no」にする必要があります。
対処方法:Messaging Server の ipsecurity 設定を「no」に設定します。
MailProvider が SSL secured IMAP で動作しない (4919693)
説明:現在実装されている MailProvider は、SSL secured IMAP では動作しません。
対処方法:IMAPS チャネルを設定した後、そのチャネルが Portal Server でのエラーをコンテナである Web Server に表示する場合は、mail.jar を CLASSPATH の最初のエントリとして変更します。
mail.jar ファイルをクラスパスの最初のファイルとして追加するには、次の手順に従います。
ws-install-dir/SUNWwbsvr/https- ws-instance-name/config/server.xml ファイルを開きます。
mail.jar ファイルをクラスパスの最初のエントリに変更します。
Web Server を再起動します。
新しく作成したアドレス帳チャネルがデスクトップに表示されない (4922220)
説明:アドレス帳サービスは最初に設定する必要があります。AddressBookProvider はあらかじめ設定されていないので、AddressBookProvider が設定されていない限り、AddressBookProvider に基づいてユーザーが作成するチャネルはユーザーのデスクトップまたはコンテンツリンクに表示されません。詳細については、『Sun Java System Portal Server 管理ガイド』の第 17 章にある「アドレス帳チャネルの設定」、および付録 A の「SSO アダプタテンプレートと設定」を参照してください。
あらかじめ入力済みのユーザー定義チャネルセットに含まれる他のコミュニケーションチャネルに基づいてチャネルを作成すると、作成されたチャネルで、「有効な設定を指定してください」というメッセージが表示されます。他のコミュニケーションチャネルは、ユーザーのデスクトップに表示するのに必要な程度には定義されていますが、使用するバックエンドサービスを確定するために追加の管理作業が必要になります。
また、コミュニケーションチャネルでは、管理作業が完了した後で、デスクトップユーザーがユーザー名やパスワードなどのバックエンド資格情報を指定する必要があります。デスクトップユーザーは、チャネルの「編集」ボタンを使用して、これらの値をチャネルで指定することができます。
userDefinedChannels セットには、ユーザー固有のセットアップには適用されないバックエンドサービスへの参照が含まれる場合があるので、インストール単位で管理することが必要になる場合もあります。たとえば、このセットのすべての Lotus プロバイダは、コミュニケーションチャネルの Lotus バックエンドサービスとの相互動作を参照しますが、ポータルユーザーベースのうちだれも Lotus バックエンドサービスを使用しない場合は適用されません。
ドメイン名が設定されていないと、カレンダチャネルが起動しない ( 4946959)
説明:カレンダチャネルのサーバー名に完全修飾ドメイン名が含まれていないと、カレンダチャネルは起動しません。
対処方法:サーバー名の設定に完全修飾ホスト名が使用されていることを確認してください。
SSO アダプタ設定が分散および冗長の個人用アドレス帳をサポートしない (5020452)
説明:旧バージョンの SSO 個人用アドレス帳 (PAB) アダプタは、コンテナ o=pab がユーザーとグループディレクトリ内に共存していることを前提としています。Portal Server 6 2005Q4 では、PAB ディレクトリサーバーを指定する「SUN-ONE-ADDRESS-BOOK」アダプタテンプレートを新しくサポートするようになりました。これにより、次のプロパティーがサポートされるようになっています。
ugHost: PAB 検索の LDAP ホスト名
ugPort: PAB 検索の LDAP ポート
対処方法:これらのプロパティーは、Identity Server 管理コンソールから、「SUN-ONE-ADDRESS-BOOK」SSO アダプタテンプレートに管理者が手動で追加する必要があります。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「サービス設定」>「SSO アダプタ」を選択します。
SSO アダプタテンプレートとして「SUN-ONE-ADDRESS-BOOK」を選択します。
「プロパティーの編集」>「新規デフォルト」を選択します。
「ugHost」を名前に指定します。
LDAP ホスト名を指定します。
「作成」を選択します。
「プロパティーの編集」>「新規デフォルト」を選択します。
「ugPort」を名前に指定します。
LDAP ポートを指定します。
「作成」を選択します。
メールチャネルのリンク先が、メールクライアントではなくポータルデスクトップになっている (5053733)
説明:ユーザーがメールチャネルからログアウトリンクを選択すると、クライアントログアウトページのログアウトページは表示されません。 代わりに、ポータルデスクトップページが表示されます。
対処方法:この問題が発生した場合は、次の手順を実行します。
ポータルデスクトップを更新します。
前のポータルページで「メールを起動」リンクをクリックすると、メールクライアントを再起動できます。
ログアウトの後に、ポータルデスクトップではなく、webmail ログインページが表示されるようにするには、次の手順を実行します。
Messaging Server で次のコードを変更します。
/var/opt/SUNWmsgsr/config/html/main.js ファイルには、restart() メソッドがあります。 このメソッドは exit() から呼び出され、exit() は logout() から呼び出されます。
function restart() { var ref = window.document.referrer != ’’ ? window.document.referrer : ’/’ if (ref.indexOf(’mail.html’) > 0) ref = ’/’ var ind = ref.indexOf(’?’) self.location.replace(ind > 0 ? ref.substring(0, ind) : ref) } |
1 行目を変更し、メールサーバーのログインページの URL を次のように入力します。
var ref = window.document.referrer != ’’ ? "http://pavoni:2080" : ’/’
メールサーバーを再起動します。
ブラウザのキャッシュをクリアします。
テストするには、次の手順に従います。
「メールを起動」をクリックします。
webmail からログアウトします。
「メールを起動」をクリックします。 古いセッションが無効になると、webmail ログインページが表示されます。
UWC メールチャネルの「メールを起動」リンクをクリックしても MailBox が開かない (6179802)
説明:「メールを起動」リンクをクリックすると、ユーザーの受信箱ではなく Web Server の索引ページが開きます。
Java Server Enterprise 4 では、ポータルメールチャネルによりポータルデスクトップから UWC を起動できます。
MailProvider に基づく「UWCMail」という新しいチャネルも追加されています。UWCMail チャネルは、デフォルトの組織またはルートサフィックスで使用可能ですが、出荷時のコンテナとは関連付けられていません。UWCMail チャネルは、コンテナに追加する必要があります。
UWCMail チャネルは、次のプロパティーを定義します。
title
description
ssoAdapter
applicationHelperEdit
applicationHelperURL
SSO アダプタ設定は sunUWCMail、SSO アダプタテンプレートは SUN-UWC-MAIL です。
対処方法:新しい UWCMail チャネルを使用するには、UWCMail チャネルをチャネルのコンテナに追加して、デスクトップに表示されるようにします。
Access Manager 管理コンソールから、UWCMail チャネルを「フロントページ」タブに追加します。
UWCMail チャネルを編集し、サーバーの設定値を指定します。たとえば、新規ユーザーとしてポータルデスクトップにログインし、次の値を指定して UWCMail チャネルを編集します。
UWC カレンダチャネルにカレンダが表示されない (6179806 )
説明:Java Server Enterprise 3 では、ポータルカレンダチャネルによりポータルデスクトップから UWC を起動できます。
CalendarProvider に基づく UWCCalendar という新しいチャネルも追加されています。UWCCalendar チャネルは、デフォルトの組織またはルートサフィックスで使用可能ですが、出荷時のコンテナとは関連付けられていません。UWCCalendar チャネルは、コンテナに追加する必要があります。
UWCCalendar チャネルは、次のプロパティーを定義します。
title
description
ssoAdapter
ssoEditAttributes (clientHost および clientPort を公開)
applicationHelperEdit
applicationHelperURL
SSO アダプタ設定は「sunUWCCalendar」、SSO アダプタテンプレートは「SUN-UWC-CALENDAR」です。
対処方法:この新規チャネルを使用するには、次の手順に従います。
UWCCalendar チャネルを、チャネルのコンテナに追加して、デスクトップに表示されるようにします。
Access Manager 管理コンソールから、UWCCalendar チャネルを「フロントページ」タブに追加します。
UWCCalendar チャネルを編集し、サーバーの設定値を指定します。たとえば、新規ユーザーとしてポータルデスクトップにログインし、次の値を指定して UWCCalendar チャネルを編集します。
UWC アドレス帳が UWC アドレス帳チャネルに表示されていない (6179807)
説明:SSO アダプタの実装である WabpSSOAdapter は、バックエンドからアドレス帳サーバーへの接続に、clientPort ではなく port を使用しています。このため、ポータル UWC アドレス帳は、UWC クライアントが port 80 にインストールされていない場合には失敗します。
対処方法:次のいずれかの方法によってこの問題を回避できます。
port 80 に UWC クライアントをインストールする
SSO アダプタテンプレートまたは設定プロパティーの port と値を、clientPort と同じ port と値に設定する
SSO アダプタテンプレートまたは設定プロパティーの port と値を clientPort と同じに設定するには、組織レベルで指定される「マージ」プロパティーとして「port」を追加します。チャネルは、チャネルの編集ページで「port」を公開しません。
「マージ」プロパティーとして port を追加するには、次の手順に従います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「サービス設定」を選択します。
「SSO アダプタ」を選択します。
SUN-UWC-ADDRESS-BOOK の「プロパティーの編集...」を選択します。
「新規マージ」を選択し、次のように指定します。
名前: port
「作成」を選択します。
「完了」を選択します。
「アイデンティティー管理」を選択します。
「組織」を選択します。
「サービス」を選択します。
「SSO アダプタ」を選択します。
sunUWCAddressBook の「プロパティーの編集...」を選択し、プロパティーを指定します。
「新規デフォルト」を選択し、port 番号を指定し、「保存」を選択します。
ユーザーレベルで SSO アダプタ属性が書き込まれているユーザーが存在している場合は、既存のユーザーは組織レベルの変更点を SSO アダプタ設定に引き継がないので、この解決策は役立たない可能性があります。代わりに、デフォルトプロパティーとして定義された「ホスト」とポートによって、SSO アダプタテンプレートを更新することができます。
Microsoft Calendar および Microsoft AddressBook が「コンテンツが使用可能ではありません」エラーをスローする (6213120)
説明:WebLogic サーバーで Microsoft Calendar チャネルと Address Book チャネルを設定する場合には、コンテンツが使用可能ではないことを示すエラーメッセージが表示される場合があります。この問題は、他のファイルが jintegra.jar ファイルよりも優先される場合に発生する可能性があります。
対処方法:jintegra.jar ファイルをクラスパスの最初のファイルとして追加します。
jintegra.jar ファイルをクラスパスの最初のファイルとして追加するには、次の手順に従います。
/usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain/startWebLogic.sh ファイルを開きます。
CLASSPATH を編集し、クラスパスの最初の jar ファイルとして /opt/SUNWps/web-src/WEB-INF/lib/jintegra.jar を追加します。
startWebLogic.sh を使用して WebLogic サーバーを再起動します。
Lotus Address Book および Calendar が旧バージョンの NCSO.jar で動作しない (6216069)
説明:Lotus Address Book および Calendar を実行するには、最新バージョンの NCSO.jar が必要です。
対処方法:たとえば、Domino 6.5.1 の NCSO.jar など、Domino の最新バージョンを使用します。
Portal Secure Remote Access からカレンダのリンクにアクセスできない (4929710 )
説明:デスクトップユーザーが、セキュリティー保護なしのアイテムを表示する設定を選択すると、カレンダデスクトップが表示されます。ただし、リンクは何も表示されません。デスクトップユーザーが、セキュリティー保護なしのアイテムを表示しない設定を選択すると、カレンダデスクトップは表示されません。そのため、カレンダデスクトップのアイテムはゲートウェイを経由して動作しません。
対処方法:Calendar Server の /opt/SUNWics5/cal/config/ics.conf を編集します。render.xslonclient.enable の行を変更して「yes」にします。
Proxylet のルール編集ページをゲートウェイを介して表示すると、非常に時間がかかる (6181714)
説明:ゲートウェイを経由して Proxylet のルール編集ページを呼び出すと、応答が非常に遅くなり、Proxylet のルールページを表示する際にしばらく時間がかかります。
対処方法:なし
Application Server を停止してから起動すると、ユーザーがゲートウェイを経由してログインできない (6191449)
説明:Portal Server が Sun Java System Application Server を Web コンテナとして使用している場合は、Web コンテナを停止して再起動すると、場合によっては、ユーザーがゲートウェイを経由して Portal Server にログインするのを阻止するエラーが発生します。この問題は、Application Server S8.1、Web Server、BEA WebLogic、IBM WebSphere などのすべての Web コンテナで発生します。
対処方法:ゲートウェイを停止して再起動します。端末ウィンドウで次のように入力します。
gateway-base/bin/gateway stop
gateway-base/bin/gateway start
NetFile でローカルファイルを開くことができない (5033644)
説明:ファイルのベースディレクトリが削除されているので、NetFile でローカルファイルを開くことができません。ユーザーがファイルのディレクトリツリーを展開して /tmp/1.txt などのローカルファイルを見つけようとし、ユーザーが「開く」をクリックすると、「ファイル /1.txt が見つかりません。場所を確認してもう一度実行してください」というエラーメッセージを表示した警告ポップアップダイアログが開きます。
対処方法:なし
「FTP」タイプで NetFile に共有を追加すると例外が発生する (5053765)
説明:ユーザーは、NetFile Java1 または Java2 に FTP 共有を追加できません。この問題は、Linux プラットフォームで発生します。
対処方法:システムの検索 PATH に ifconfig が追加されていることを確認します。
NFS 用の NetFile が Linux 2.1 で動作しない (6200718)
説明:NetFile Java1 と Java2 は、どちらも Linux 2.1 プラットフォームの NFS サーバー共有マウントにアクセスできません。
対処方法:NetFile を使用して NFS サーバー共有マウントにアクセスするには、次の手順を実行します。
BEA WebLogic の場合:
bea-install-dir/user_projects/domains/mydomain/ に格納されている startWeblogic.sh スクリプトと startManagedWeblogic.sh スクリプトを編集し、LD_LIBRARY_PATH 変数の後に次の行を追加します。
LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:${LD_PRELOAD} ; export LD_PRELOAD |
Sun Java System Application Server の場合:
LD_LIBRARY_PATH 変数の後に次の行を追加して、AS8.1-install-dir/sun/appserver/bin に格納されている asadmin スクリプトを編集します。
LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:${LD_PRELOAD} ; export LD_PRELOAD |
Web Server の場合:
Web コンテナインスタンスの開始スクリプトで、LD_LIBRARY_PATH 変数の後に次の行を追加します。
ws-install-dir/sun/webserver/https-ws-instance-name/start
LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:${LD_PRELOAD} ; export LD_PRELOAD |
Netlet で再度ログインした後でロードに失敗する (2102626)
説明:Netlet がロードされており、デスクトップからログアウトしてもう一度ログインしようとすると、Netlet を再起動できなくなります。
対処方法:ブラウザを閉じ、新しいブラウザを開いてもう一度ロードしてください。
デフォルトの Microsoft JVM を使用して Netlet をロードするときに、Microsoft Internet Explorer が強制終了する (2120110)
説明:Netlet がロードされているときには、セキュリティーメッセージが表示されます。「はい」をクリックして続行しようとすると、Microsoft Internet Explorer が強制終了されます。
対処方法:なし
Microsoft Exchange 2003 を使用する場合に、gif ファイルが一部のページで欠落する (6186547)
説明:多数のインタフェースイメージファイルが欠落します。
対処方法:なし
iNotes では、「連絡先」タブの下で、ヘルプページが管理コンソールにリダイレクトされる (6186541)
説明:iNotes の「連絡先」タブの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、ヘルプページの代わりに管理コンソールページが表示されます。
対処方法:なし
iNotes が正しくログアウトしない (6186544)
説明:iNotes の「ログアウト」をクリックすると 2 つのオプションが表示されます。どちらのオプションを選択しても、iNotes からログアウトしません。
対処方法:なし
Microsoft Exchange 2000 SP3 で警告メッセージが表示され、「アクションは取り消されました」メッセージが表示される (6186535)
説明:Exchange 2000 SP3 の次のアクションにおいて、セキュリティー警告メッセージと「アクションは取り消されました」のメッセージが表示されます。
「メール」の下の「新規」タブをクリックする。
ドロップボックスリストで任意のアイテムを選択する。
「カレンダ」の下の「新規」タブをクリックする。
空の削除済みアイテムフォルダをクリックする。
新規タスクを作成する。
なし
「アイテムを開く」ボタンのカレンダ通知ページをクリックすると、Microsoft Exchange 2003 がログインページに戻る (6186528)
対処方法:なし
Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用していると、特定のフォルダへのメッセージの移動またはコピー機能が働かない (6186534)
説明:ゲートウェイを経由して Portal Server にログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースの「移動」/「コピー」ボタンをクリックすると、「処理が実行されませんでした」エラーメッセージが表示されます。
対処方法:なし
Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用しているときに、ドロップボックスリストでアイテムを選択すると、「アクションは取り消されました」メッセージが表示される (6186533)
説明:ゲートウェイを経由して Portal Server にログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースのメールおよびカレンダのドロップダウンリストが機能しません。「アクションは取り消されました」メッセージが表示されます。
対処方法:なし
Microsoft Exchange 2000 SP3 を使用しているときに、空の削除済みアイテムフォルダをクリックすると「アクションは取り消されました」メッセージが表示される (6186540)
説明:ゲートウェイを経由して Portal Server にログインし、Microsoft Exchange マシンの詳細設定でブックマークチャネルを編集する場合は、Microsoft Exchange インタフェースで削除済みアイテムを空にすることはできません。
対処方法:なし
Solaris Sparc または X86 マシン向けにローカライズされた環境でコンフィギュレータを実行する手順に欠落している行がある (6238677)
説明:『Sun Java System Portal Server 6 2005Q1 管理ガイド』の第 2 章で、Solaris Sparc または X86 マシン向けにローカライズされた環境でコンフィギュレータを実行するコマンドに誤りがあります。
正しくは、次のようになります。
Solaris Sparc または x86 マシンのローカライズされた環境でコンフィギュレータを実行するには、次のコマンドを 1 行で入力します。
/usr/jdk/entsys-j2se/bin/java -DPS_CONFIG_DEBUG=y -DDEPLOY_ADMIN_PASSWORD=<deploy admin password> -DDS_DIRMGR_PASSWORD=<LDAP directory manager password> -DIDSAME_LDAPUSER_PASSWORD=<AM ldap user password> -DIDSAME_ADMIN_PASSWORD=<AM admin password> -DBASEDIR=PS-INSTALL-DIR -cp PS-INSTALL-DIR/SUNWps/lib/configL10N.jar com.sun.portal.config.ConfigureL10N
Secure Remote Access の場合、L10N コンフィギュレータを実行するコマンドは次のようになります。
/usr/jdk/entsys-j2se/bin/java -DPS_CONFIG_DEBUG=y -DDEPLOY_ADMIN_PASSWORD=<deploy admin password> -DDS_DIRMGR_PASSWORD=<LDAP directory manager password> -DIDSAME_LDAPUSER_PASSWORD=<AM ldap user password> -DIDSAME_ADMIN_PASSWORD=<AM admin password> -DBASEDIR=PS-INSTALL-DIR -cp PS-INSTALL-DIR/SUNWps/lib/configL10N.jar com.sun.portal.config.ConfigureL10N
『Sun Java System Portal Server 6 2005Q1 管理ガイド』の第 18 章に記載されている desktopconfig.properties ファイルへのパスに誤りがある (バグ ID なし)
説明:『Sun Java System Portal Server 6 2005Q1 管理ガイド』の第 18 章の節「Portal Server のデバッグ」では、desktopconfig.properties ファイルが /etc/opt/SUNWps に格納されていると述べられています。
正しいファイルの場所は /etc/opt/SUNWps/desktop です。
sendrdm コマンド行インタフェースツールの説明に誤りがある (5078733)
説明:技術リファレンスガイドの第 16 章では、次のように述べています。
sendrdm は、CGI またはコマンド行ベースで検索機能を提供するコマンドです。RDM (リソース記述マネージャ) 要求は、SOIF 形式で検索サーバーに送信されます。このコマンドは通常、検索が可能な Sun Java System Portal Server インスタンスのディレクトリである、/server-instance-directory/deployment_uri で実行されます。このディレクトリは、インストール時に選択した配備 URI パスにあります。デフォルト Portal Server インストールを選択した場合は、/var/opt/SUNWps/https-servername/portal ディレクトリになります。servername の値は、デフォルトの Web Portal Server インスタンス名、つまり Portal Server の完全修飾名です。
これに関して正しくは次のとおりです。
デフォルト Portal Server インストールを選択した場合は、/var/opt/SUNWps/https- instance-name/portal ディレクトリになります。servername の値は、デフォルトの Web コンテナインスタンス名、つまりマシンの完全修飾名で、たとえば sesta.sun.com のようになります。
ネイティブ JSP デスクトップは、フロントページサイズが最大のデックサイズ (Wm1DeckSize) を超える場合に処理を行わない。http://docs.sun.com/source/817-5323/index.html を参照のこと (4950078)
対処方法:なし
メールが HTML 形式で表示される場合がある (4938743)
説明:本文に HTML が含まれる電子メールメッセージが送信された場合、HTML 形式で表示されます。
対処方法:回避策はありません。ただし、メッセージの元のフォーマットを維持するには、メールアプリケーションの設定をプレーンテキストに変更します。
Netscape でこれを行うには、メールクライアントで次の手順を実行します。
メニューの「編集」オプションから >「設定」>「Mail & Newsgroups」を選択します。
「Mail & Newsgroups」メニューから「送信形式」をクリックし、「送信形式の設定」を表示します。
「メッセージをプレーンテキストに変換」オプションを選択して「了解」をクリックします。
Outlook Express クライアントの場合は、次の手順を実行します。
「ツール」->「オプション」->「送信」を選択します。
「メール送信の形式」セクションで、「HTML 形式」の代わりに「テキスト形式」を選択します。
「保存」を選択します。
JES インストーラの実行中に Portal Server 設定パネルのドキュメントルートディレクトリに表示されるデフォルト値が間違っている (6203728)
説明:この問題は、他の依存製品がインストールおよび設定された後に Portal Server を独立してインストールし、Access Manager 以外の別のインスタンスに Portal Server をインストールしている間に発生します。
対処方法:Portal Server を配備した Web コンテナが Sun Java Enterprise System Web Server である場合は、JES インストーラの実行中に表示される Portal Server 設定パネルに入力する、ドキュメントルートディレクトリへのパスが正しいことを確認してください。
たとえば、Sun Java Enterprise System Web Server を */opt/SUNWwbsvr* にインストールした場合、ドキュメントルートディレクトリは */opt/SUNWwbsvr/docs* になります。
モバイルアプリケーションサービスページの「コンテンツ」リンクにより、「不正な要求」メッセージが表示される (5043783)
説明:不正な要求エラーは、「サービス」オプションのヘルプページの「コンテンツ」リンクをクリックした場合にのみ発生します。これは、Access Manager の管理コンソール >「アイデンティティ管理」タブからヘルプにアクセスする場合に起きます。
対処方法:なし
ビュー: 日付を含む場合のルールが機能しない (6212818)
説明:検索フィルタでの文字列形式 dd/mm/yyyy を使用した日付検索は機能しません。
対処方法:IMAP では Wed, 04 Jun 2003 13:06:55 -700 形式で日付を保存しています。この形式を使用する検索フィルタは機能します。
表示名に空白が含まれていると、「表示」リンクが表示されない (6212854)
説明:「表示」リンクは、表示名がスペースで始まるか終わる場合、デバイスに表示されません。「編集」をクリックすると、NULL ポインタの例外が発生します。
対処方法:表示名およびルール名の前後に空白を使用しないでください。
モバイルユーザーとデスクトップユーザーの URL 長を最小化する URL 転送 (5020380)
説明:デスクトップユーザーおよび電話ユーザーのために URL 長を最小にするには、URL 転送が必要になります。
対処方法:リダイレクションを使用すると、あるサーバー上にあるドキュメントを要求しているユーザーに、別のサーバー上のドキュメントをシームレスに送信できます。たとえば、ユーザーが http://home.suncom.net と入力した場合、これには宛先 URI がありません。このプレフィックスは、解釈されず、Web Server 管理コンソールでは次のように変換されます。
Prefix: /index.html
固定された URL に送信するには、次のように入力します。
http://home.suncom.net/amserver/UI/Login?module=MSISDN
Web サーバーは、すべてのポータル URL に URI, /index.html を付けて固定された URL に転送します。このエントリがあるかどうかについて、Web サーバーインスタンスの obj.conf ファイルを確認します。
NameTrans fn="redirect" from="/index.html" url-prefix="http://portal.mobile.suncom.net/amserver/UI/Login?module=MSISDN"
モバイルメールとアドレス帳の設定についての説明がマニュアルにない (5011510 )
対処方法:なし
Cookie 無効モードでの Application Server 7.1 UR1 の使用 (5107310 )
対処方法:Application Server 7.1 Update Release 1 (UR1) を使用する場合、ユーザーが Cookie 無効モードを使用する必要があるときは、次の JVM オプションを Application Server 設定に追加します。
-DJ2EEDecodeURI
日本語を使用するブラウザで、ルールを正しく適用しても、「無効なルール/URL 構文を表示」エラーが発生する (6190033)
説明:ユーザーがブラウザで日本語を使用してルールを追加すると、「無効なルール/URL 構文を表示」エラーメッセージが表示されます。このエラーは、英語を使用するブラウザでは発生しません。
対処方法:なし
サーブレットフィルタが設定されていると、Web サーバーが常にコンテンツタイプを text/html に設定する (6174754)
説明:ユーザーが、Sun Java System Web Server に配備されている Access Manager インスタンスによってポータルゲートウェイを配備すると、Web Server はコンテンツタイプを常に text/html に設定します。次の回避策は、ゲートウェイバグ 5093084 の原因となっている Web Server バグ 6173293 に対処する際に役立ちます。
対処方法:web-server-instance/config ディレクトリの obj.conf ファイルに次のような変更を加えます。
ObjectType が次のように設定されています。
ObjectType fn=force-type type=text/html |
次のように変更します。
# ObjectType fn=force-type type=text/html |
この変更を行った後で Web Server を再起動します。
palmOne Treo 180 デバイスのクライアントタイプを cHTML に変更する (6190070 )
説明:palmOne Treo 180 モバイルデバイスが Mobile Access にアクセスする場合、コンテンツは WML マークアップ言語を使用してレンダリングされます。Treo 180 は、cHTML 対応のモバイルデバイスです。Treo 180 デバイスは、WML と cHTML に対応していますが、cHTML はよりリッチなマークアップ言語なので cHTML が望ましいタイプです。
対処方法:次の手順により、amconsole を使用して cHTML にクライアントタイプを変更できます。
ブラウザで http://hostname :port/amconsole を開きます。
管理者としてログインします。
「サービス設定」タブ ->「クライアントディテクション」->「クライアントタイプ: 編集」(右側のパネル) をクリックします。
「クライアントマネージャー」が表示されます。
WML カテゴリを選択して、WML 対応デバイスの一覧を取得します。
UPG1_UP_4.0_(compatible_Blazer_1.0) を編集し、「このデバイスの直接の親」を cHTML に変更します。
デバイスの設定を保存し、それからグローバルのクライアント検出設定を保存します。
クライアントタイプの変更方法の詳細については、『Sun Java System Portal Server Mobile Access 6.2 管理ガイド』の第 2 章「モバイル機器の管理」にある「「クライアントマネージャ」の使用」を参照してください。
モバイルから Anonymous でポータルにログインすると、深刻なデスクトップエラーがスローされる (6184377)
説明:ユーザーが、XHTML または WML ブラウザ、または WML/XHTML シミュレータを使用してモバイルから匿名ログインで Portal Server にアクセスすると、次のエラーメッセージが表示されます。
「デスクトップで重大なエラーが発生しました。サーバー設定の誤りが原因である可能性があります。この問題を管理者に報告してください。」
対処方法:なし
メールからの「ビュー」メニューオプションがモバイルデスクトップに表示されない (6185041)
説明:CC/PP 対応電話を使用する場合は、正しいデバイス名がポータルデスクトップの「モバイルデバイス」セクションに表示されないことがあります。ユーザーは、表示とデバイスを関連付けることができなくなります。ユーザーがデバイスのコンテンツまたはレイアウトをカスタマイズできない場合があります。amconsole を使用し、次の回避策を適用することにより、モバイルデバイスで「ビュー」メニューオプションを有効にすることができます。
対処方法:ユーザーは、ユーザーのプロファイルに手動でデバイス名を追加する必要があります。CC/PP 準拠デバイスの正しいデバイス名は、特殊文字が「_」によって置き換えられ、先頭および末尾に「_」文字を使用した CC/PP プロファイルの URL です。たとえば URL が http://developer.openwave.com/uaprof/OPWVSDK62.xml の場合、デバイス名は _http___developer.openwave.com_uaprof_OPWVSDK62.xml_ になります。以下の手順は、デバイス名をユーザーのプロファイルに追加する方法を説明しています。
ブラウザで http://hostname:port/amconsole を開きます。
管理者としてログインします。
「ユーザー」をクリックし -> ユーザーをクリックして ->「サービス」->「ポータルデスクトップ」->「編集」->「XML の直接編集」をクリックします。
<Collection name="selectedClients"> タグを探し出します。
このタグには、選択したクライアントデバイスすべての一覧があります。
次のタグを追加します。
<String name="_http___developer.openwave.com_uaprof_OPWVSDK62.xml_" value=""/>
変更内容を保存します。
ユーザーとしてポータルデスクトップにログインします。
新しいモバイルデバイスが呼び出されます。
_http___developer.openwave.com_uaprof_OPWVSDK62.xml_ が表示されます。
新しいメール表示をこのデバイスに接続します。
Openwave 6.2 (xhtml) シミュレータを使用してログインします。
「ビュー」メニューが表示されます。
selectedClients コレクションに追加される文字列は、特殊文字が「_」によって置き換えられている CC/PP プロファイルの URL です。サポートする各 CC/PP デバイスで上述の手順を繰り返す必要があります。URL は、HTTP ヘッダ、または /var/opt/SUNWam/debug にある CCCPPClientDetector ログファイルのいずれかにあります。
「モバイルメールの設定」で使用可能なオンラインヘルプがない (6185112)
説明:ユーザーがポータルデスクトップ上で「編集 メール」をクリックし「モバイルメールの設定を編集」リンクにアクセスする場合、「モバイルメールの設定」用のヘルプは表示されません。
対処方法:なし
HDML コンテンツをレンダリングするデバイスが、カレンダ、メール、およびアドレス帳の詳細のページで、日本語文字が文字化けする (6191363)
説明:ユーザーがそれぞれのカレンダ、メール、およびアドレス帳を表示するときに HDML コンテンツを表示すると、日本語ロケールの場合はそのコンテンツが文字化けします。たとえば、ユーザーが次のような操作を行う場合です。
モバイルデスクトップにログインする。コンテンツが表示され、日本語の文字も表示されます。
カレンダに移動する。カレンダページのコンテンツが表示され、日本語の文字も表示されます。
カレンダを表示する。カレンダイベントの日本語文字が文字化けします。
メールおよびアドレス帳の場合にも同じ問題が生じます。モバイルデスクトップ (トップページ)、およびカレンダ、メール、アドレス帳の主要なページでは問題ありませんが、ユーザーがコンテンツを表示しようとするとページで文字化けが生じます。他のタイプのコンテンツではこの問題は発生しません。
対処方法:なし
メールとカレンダのイベントをブラウザから日本語で送信しその後モバイルデバイスで表示する場合と、その逆の動作の場合に、コンテンツが文字化けする (6191389)
説明:モバイルデバイスから日本語のカレンダイベントを追加するときにはデバイスにイベントが表示されますが、ブラウザで表示すると日本語が文字化けします。また、ユーザーがブラウザから日本語のイベントを追加するときにはブラウザにイベントが表示されますが、モバイルデバイスで表示すると文字化けします。同様に、ユーザーがブラウザを使用して日本語でメールを送信する場合、モバイルデバイスでメールを表示すると文字化けしています。ユーザーがモバイルデバイスからメールを送信する場合、その電子メールはデバイスに表示されますが、ブラウザで表示すると文字化けします。
対処方法:なし
Portal Server Mobile Access アップグレードファイルが更新されている (バグ ID なし)
説明:Sun ONE Portal Server 6.2 から Sun Java System Portal Server 6 2005Q1 の Solaris SPARC 版 (java_es_05Q1_portal_mobile_access_sparc_solaris8.tar.gz ) および Solaris x86 版 (java_es_05Q1_portal_mobile_access_i386_solaris9.tar.gz ) にアップグレードする際に使用する Portal Server Mobile Access のファイルは更新されており、以下のアドレスからダウンロードできます。
http://wwws.sun.com/software/download/products/41391049.html
カレンダの日付と時刻が、ロケールに従って表示されない (4971337)
説明:ポータルデスクトップでは、正しいロケール形式で日付と時刻が表示されません。たとえば、韓国語のロケールパッケージがインストールされている場合、カレンダの日付と時刻の形式は韓国語で表示されません。この問題は、Mobile Access Pack のローカライズされたインストールすべてにおいて発生します。
対処方法:なし
カレンダタスクの残り時間を変更できない (5031431)
説明:カレンダにタスクを追加し、残り時間を 15 分に設定します。変更するときにタスクの残り時間が 1 分と表示されますが、Calendar Express では 15 分と表示されます。
対処方法:なし
NetFile の日付がサーバーのロケールに依存する (5026281)
説明:日付の形式は、サーバーのロケールではなく、ユーザーのロケールに依存します。
対処方法:なし
中国語の添付テキストファイルを Netmail に正しく保存できない (5031446)
説明:Netmail を使用して中国語文字を含むテキストファイルを添付する場合、そのファイルを Netmail で受信するユーザーは、ファイルを正しく保存できません。ファイルの文字は文字化けします。
対処方法:なし
ファイル名がマルチバイトのファイル名になっているマルチバイトファイルを解凍すると、ファイル名が文字化けする (5033641)
説明:マルチバイトファイル名のマルチバイトファイルを解凍すると、ファイル名が文字化けします。
対処方法:なし
アドレス帳エントリの名前の順序が日本語ユーザーにとって違和感がある (6197714)
説明:アドレス帳チャネルおよびマップアドレス帳は、名を表示して姓を表示します。本来は、姓を表示して次に名を表示するものです。
対処方法:なし
Netmail Lite を使用して日本語のメールを送信する場合、メッセージの最後にクエスチョンマークまたは意味のない文字が表示される (6197737)
対処方法:なし
de_DE ロケールを使用するとき、詳細検索ページが正しく表示されない (6208359)
説明:「検索」タブをクリックすると詳細検索ページが表示されますが、ページが部分的に欠落しています。
対処方法:なし
管理コンソールの Secure Remote Access の下にある Proxylet の設定ページがローカライズされていない (6208800)
対処方法:なし
Instant Messaging チャネルの編集ページに、エラーページが表示される ( 6210507)
説明:Instant Messaging チャネルの「編集」ボタンをクリックすると、エラーページが表示されます。
対処方法:ユーザーロケールを英語に変更してから Instant Messaging チャネルを編集します。
NetFile のマルチバイトファイル名を NFS サーバーの共有フォルダの下に表示できない (6193843)
説明:英語以外のユーザーは、マルチバイト文字のファイル名の場合、Portal Server デスクトップから NFS サーバーの共有フォルダにある NetFile ファイルにアクセスできません。
対処方法:なし
マルチバイト名のチャネルの「編集」ボタンをクリックすると、空白ページが表示される (6193860)
対処方法:なし
Notes チャネルにノートを投稿できない (6193889)
説明:ポータルデスクトップユーザーは、チャネルを編集できないので、Notes チャネルでノートを投稿できません。
対処方法:dp-providers.xml ファイルの NoteProvider の表示プロファイルフラグメントを次の太字行のように変更します。
<Provider name=”NotesProvider” class=”com.sun.portal.providers.notes.NotesProvider”>
<Boolean name=”isEditable” value=”true” advanced=”true"/>
日本語ユーザーのカレンダチャネルの時刻形式に誤りがある (6196579)
説明:日本語ユーザーの場合、カレンダチャネルの時刻形式は PM: HH:MM - AM: HH:MM です。
対処方法:なし
ユーザーが Netlet の警告ダイアログボックスをキャンセルできない (2112878)
説明:ローカライズされた Portal Server の設定で、Portal Server デスクトップのユーザーが Netlet から FTP または Telnet サービスにアクセスしようとすると、Netlet に「了解」と「取消し」のオプションを配置した警告ダイアログボックスが表示されます。ユーザーが「取消し」をクリックすると、ダイアログがハングします。
対処方法:なし
JDK のバージョンによっては、Instant Messenger を Java Web Start で起動できない (6199908)
説明:この問題は、J2SE 1.5.0 がインストールされている Windows マシンの Portal Server デスクトップにアクセスしようとするときに発生します。
対処方法:なし
NetFile Java1 を使用してメールを送信できない (4910252)
説明:ファイルパスまたはファイル名にマルチバイト文字が含まれている場合、NetFile Java1 から「メール」ボタンを使用してファイルを送信することはできません。
ファイルは、NetFile Java1 のメールボタンを使用してメールできません。ファイルは、NetFile Java2 を使用してメールできます。
対処方法:なし
Netmail オンラインヘルプで指定されている日付形式に誤りがある (4920181)
説明:Netmail オンラインヘルプでは、メールを検索する場合の日付形式を mm-dd-yy にしています。この形式は多くのロケールでは正しくありません。
対処方法:メールを検索する場合の日付形式は、ユーザーのロケールによって異なります。たとえば、日本語ロケールの場合、ユーザーは次の日付形式を使用してください。
yyyy/mm/dd
いくつかのヨーロッパ (EMEA) ロケールに対してカレンダチャネルで使用される日付形式に誤りがある (5033728)
説明:使用されている日付形式は、月、日、年です。日付形式は、日、月、年にしてください。
対処方法:なし
カレンダチャネルのイベントで、ヨーロッパロケールに対して誤った時刻形式が使用されている (5033735)
説明:カレンダチャネルに表示されるイベントで、誤った時刻形式 (12 時間形式) が使用されています。カレンダサーバーで設定されているとおり、24 時間形式を使用してください。
対処方法:なし
Netmail の検索アプリケーションの韓国語バージョンが、すべてのメッセージの場所を正しく検出しない (5036419)
説明:「この日付より前」/「この日付」オプションは、値に一致するメッセージを強調表示しません。「この日付より後」/「この日付」オプションは、値に一致するメッセージを強調表示します。
対処方法:なし
簡体字中国語ユーザーの場合、ユーザー情報チャネルの編集ページのデフォルト言語が英語になっている (5036625)
説明:ロケール XML ファイルは、zh ではなく、en に設定されています。
対処方法:なし
匿名デスクトップ (/portal/dt) が、ブラウザの優先される言語セットに従って表示されない (5059646)
説明:匿名デスクトップに初めてアクセスするときには、ブラウザに指定されている優先言語に従って表示されます。ブラウザで優先言語が変更され、ページが更新されると、デスクトップのコンテンツの一部だけがブラウザのロケールで表示されます。
対処方法:なし
インストール時、言語を選択すると、ローカライズの設定に時間がかかる (5074720)
説明:Portal Server ソフトウェアの設定では、言語ごとに数分の時間が必要になります。それぞれの言語では多くの XML ファイルを使用しており、それぞれのファイルで dpadmin が呼び出されます。
対処方法:なし
Portal Server Mobile Access のローカライズされた認証 JSP が Access Manager に配備されない (6191601)
説明:JSP は、SUNWam/mobile_auth_jsps.jar に入れて配信されるので、SUNWam/web-src/services に unjar する必要があります。SUNWam/amserver.war を再作成し、Web コンテナに再配備する必要もあります。
対処方法:なし
Portal Server がスペイン語ロケールを配備しない (6214289)
説明:Portal Server は、テキストベースのインタフェースを使用してインストールされている場合、Sun Java System Web Server によって配備されたときに起動しないことがあります。
対処方法:なし
日本語ロケールの場合に、NetFile が Windows 2000 共有フォルダ名を正しく表示しない (6215099)
説明:フォルダ名は、日本語ロケールの場合にのみ文字化けして表示されます。
対処方法:なし