Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 リリースノート

インストール

ここでは、インストール上の既知の問題とその解決方法を示します。

バグ ID 

概要 

5009728 

一部の Linux システムで、「完了」ボタンをクリックしたあとにインストールの終了でハングアップする。 

この問題は、いくつかの Linux システム上で発生していました。これは Java Desktop System 2 でもっとも一般的に見られますが、Linux Red Hat ディストリビューションでも見られます。 

インストールプログラムの最後の画面で「完了」ボタンをクリックすると、インストールプログラムは製品の「バージョン情報」ページまたは製品登録ページを表示するブラウザウィンドウの起動に失敗し、コマンドプロンプトに戻ることなくハングアップします。 

解決法

インストールプログラムを起動した端末ウィンドウで Ctrl+C を押すことにより、インストールプログラムを終了します。そのあとで、製品の「バージョン情報」ページまたは登録ページを表示するブラウザウィンドウが起動することがあります。ブラウザウィンドウが現れない場合には、ブラウザを起動してから次の URL を入力して「バージョン情報」ページを確認してください。


file://install_dir/docs-ee/about.html

製品を登録するインストールオプションを選択した場合には、「バージョン情報」ページ上の登録ページへのリンクをたどってください。 

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Windows では、インストール中に imq ディレクトリを作成する必要がある。 

Windows では、Application Server Enterprise Edition をインストールした直後に、ディレクトリ drive:\as\domains\domain1\imq が存在しない旨のメッセージを出力して Message Queue ブローカが起動に失敗します。

domain1 を起動してからブローカを起動した場合には、Application Server によってディレクトリが作成され、この問題は発生しません。

解決法

  1. ブローカを作成する前に var_home_dir_location を作成します。次のようにします。


    $imqbrokerd -varhome var_home_dir_location
    

    例:


    $imqbrokerd -varhome D:\as\domains\domain1\imq

6297837 

Application Server インストーラが、製品名「Sun Java(TM) System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q4」の中に間違った製品リリース日を表示している。 

解決法

正しい製品名と日付は、「Sun Java(TM) System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2」となるべきです。 

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Application Server はネットワークファイルシステム (NFS) をサポートしていません。 

解決法

なし。