Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 管理ガイド

証明書ファイルについて

Application Server をインストールすると、内部テストに適した NSS (Network Security Services) 形式のデジタル証明書が生成されます。デフォルトでは、Application Server は domain-dir/config ディレクトリの 証明書データベースに、証明書情報を格納します。

Procedure証明書ファイルの場所を変更する

開発用として提供されているキーストアファイルとトラストストアファイルは、domain-dir/config ディレクトリに格納されています。

手順
  1. 管理コンソール ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを展開します。

  2. 「server-config (管理設定)」ノードを展開します。

  3. 「JVM 設定」 ノードを選択します。

  4. 「JVM オプション」タブをクリックします。

  5. 「JVM オプション」ページで、「値」フィールドの次の値を追加または変更して、証明書ファイルの新しい場所を反映させます。


    -Dcom.sun.appserv.nss.db=${com.sun.aas.instanceRoot}/NSS-database-directory
    

    ここで、NSS-database-directory は NSS データベースの場所です。

  6. 「保存」をクリックします。

  7. コンソールに「再起動が必要です」と表示される場合は、Application Server を再起動します。