Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 管理ガイド

JConsole の使用

JConsole と Application Server を連携動作させるには、JMX コネクタのセキュリティーを無効にする必要があります。Application Server (SE/EE 版) の現行バージョンでは、セキュリティーがデフォルトで有効になっています。

ProcedureJMX コネクタのセキュリティーを無効にする

手順
  1. 管理コンソールを使って JMX コネクタのセキュリティーを無効にします。管理コンソールからこれを行うには、次の手順に従います。

    1. 「ノードエージェント」を展開します。

    2. 「ノードエージェント」を選択します。

    3. 「JMX」タブで、SSL3 と TLS の選択を解除します。

    4. 「保存」を選択します。

  2. asadmin を使って JMX コネクタのセキュリティーを無効にします。端末ウィンドウまたはコマンドプロンプトからこれを行うには、次の手順に従います。

    1. 次のコマンドを入力します。


      asadmin set server.admin-service.jmx-connector.system.security-enabled=false
    2. DAS (Domain Application Server) を再起動します。

      Platform Edition 版では、JMX コネクタはデフォルトで無効になっています。このため、Platform Edition では設定を変更する必要はありません。

  3. JConsole を起動し、「詳細」タブで JMX URL、ユーザー名、およびパスワードを入力してログインします。JMX URL の形式は次のとおりです。

    service:jmx:rmi:///jndi/rmi://<your machine name>:<port>/management/rmi-jmx-connector

    注意: server.log 管理ファイルから正確な JMX URL を取得できます。それには、このファイル内で「message ADM1501」を検索してください。