「レルムを作成する」で概説した手順に従い、カスタムレルムの名前と LoginModule クラスの名前を入力します。
myCustomRealm などの一意で任意の名前が、カスタムレルムに使用できます。
次の表に示すカスタムレルムのプロパティーを追加します。
プロパティー名 |
プロパティー値 |
---|---|
jaas-context |
LoginModule クラス名。例: simpleCustomRealm |
auth-type |
レルムの説明。例: 「カスタムレルムの分かりやすい例」。 |
「了解」をクリックします。
ドメインのログイン設定ファイル domain-dir/config/login.conf を編集し、このファイルの最後に JAAS LoginModule の完全修飾クラス名を次のように追加します。
realmName { fully-qualified-LoginModule-classname required; }; |
次に例を示します。
myCustomRealm { com.foo.bar.security.customrealm.simpleCustomLoginModule required; }; |
LoginModule クラスと依存するすべてのクラスを、ディレクトリ domain-dir/lib/classes にコピーします。
コンソールに「再起動が必要です」と表示される場合は、サーバーを再起動します。
レルムが正常にロードされたことを確認します。
domain-dir/logs/server.logを開き、サーバーがレルムを読み込んだことを確認します。サーバーは、レルムの init() メソッドを呼び出す必要があります。