Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

Messenger Express 負荷シミュレータの使用

Messaging Server のパフォーマンスを測定するには、メッセージングユーザーベース (「メッセージングユーザーベースの定義」を参照) およびメッセージングの使用率プロファイル (「メッセージングの使用率プロファイルの作成」を参照) を負荷シミュレータへの入力として使用します。

負荷シミュレータは、ピークボリューム環境を作り出し、サーバーにかかる負荷の量を調整します。これにより、システムに過負荷をかけることなく希望する応答時間を実現するには、ハードウェア、スループット、または配備のアーキテクチャーを変更する必要があるかどうかを判断できます。

Procedure負荷シミュレータを使用するには

手順
  1. テストするユーザーベース (軽量級の IMAP など) を定義します。

    必要に応じて、使用率プロファイルに最適化するように個別のパラメータを調整します。

  2. テストするハードウェアを定義します。

  3. 負荷シミュレータを実行し、ユーザーベースを使用してテストされたハードウェアの最大並行接続数を測定します。

  4. 結果を記録して、稼働中の配備の結果と比較します。

  5. ピーク負荷状態の応答時間が組織で容認されるレベルになるまで、さまざまなユーザーベースとハードウェアを使用してこのプロセスを繰り返します。


    注 –

    推奨負荷シミュレータとサポートについては、ご購入先のクライアントサービス担当者に連絡してください。