Sun Java System Communications Express 6 2005Q4 管理ガイド

personalstore.properties ファイルの設定

personalstore.properties ファイル内のパラメータを変更して、アドレス帳ストア、企業ディレクトリ、および任意のリモートディレクトリを設定します。

表 6-4 は、personalstore.properties ファイルに格納されている設定を一覧表示しています。

表 7–4 personalstore.properties ファイルに格納されている設定

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

db.defaultpsrootpattern 

ldap:///piPStoreOwner=%U,o=%D,o=PiServerDb 

ユーザーの psRoot 値を動的に構成するために使用するパターンを指定します。psRoot は、ユーザーエントリが格納されている場所を特定します。

%U = ユーザーの uid ("jsmith") 

%D = ユーザーのドメイン ("siroe.com") 

%O = ドメインのもっとも重要な部分 ("siroe") 

db.xxx.class 

com.iplanet.iabs.ldap.plug.iLDAP 

プラグインを実装している Java クラスの名前を指定します。たとえば LDAP プラグインなどです。 

db.xxx.urlmatch 

 

URL を次の形式で指定します。 

ldap://host:port/DN 

このパラメータを基にして、xxx インスタンスを識別します。 

この値は、defaultps.xml ファイルに格納されている「bookremoteurl」属性に対応していなければなりません。

db.xxx.configpath 

 

このインスタンスの LDAP 情報を含む設定ディレクトリへのパスを指定します。 

相対パスの場合は、このファイルからの相対位置となります。 

db.xxx.wildcardsearch 

 

ワイルドカード検索で指定される最小文字数を指定します。 

db.xxx.randompaging 

false 

プラグインでランダムアクセスをサポートするか、または、各ページには先頭ページからアクセスしなければならないかを指定します。 

false の場合は、正しいページが得られるまで検索プロセスが続行されます。 

db.xxx.corporatedir 

false 

企業ディレクトリの場合は、この値を true にします。 

db.useUserPsRoot 

false 

ユーザーの psRoot 値を使用するには、この値を true に設定します。この値が false に設定されていると、defaultserver 値が使用されます。