設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
/etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。
古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。
次の表に示すパラメータを 1 つ以上編集します。
パラメータ |
説明とデフォルト値 |
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LDAP 認証のベース DN。指定しない場合は local.ugldapbasedn の設定が適用されます。指定しない場合、サーバーは local.ugldaphost の値を使用します。 |
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LDAP 認証用のホスト。指定しない場合は local.ugldaphost の値が使用されます。デフォルトは "localhost" です。 |
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local.authldapbinddn で指定された、ユーザーのバインドに必要な資格情報 (パスワード)。 |
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ユーザー DN の検索時に LDAP 認証ホストへのバインドに使用される DN。指定しない場合または空白 (" ") の場合は、匿名バインドと見なされます。 |
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LDAP 認証用のポート。指定しない場合は local.ugldapport の値が使用されます。デフォルトは "389" です。 |
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LDAP 認証用に維持される LDAP クライアント接続の最小数。指定しない場合は local.ugldappoolsize の値が使用されます。デフォルトは "1" です。 |
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LDAP 認証用に維持される LDAP クライアント接続の最大数。指定しない場合は local.ugldapmaxpool の値が使用されます。デフォルトは "1024" です。 |
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ユーザー検索に使用される認証フィルタを指定します。デフォルトは "(uid=%U)" です。 この値は、ドメインエントリの inetDomainSearchFilter 属性に格納されます。 別の属性でフィルタすることもできます。たとえば、このパラメータを "(mail=%U)" に設定することもできます。 認証に使用される属性に関係なく、認証されたユーザーの uid がそのユーザーの ID としてほかのすべての関数に渡されます。 |
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プレーンテキスト形式のパスワードによるユーザーの認証に成功したあとの遅延時間 (秒単位)。デフォルトは "0" です。 |