すべての外部ドメインにこのドメインの検索を許可するには、次の 3 つの方法があります。
ldapmodify を使用して、icsExtendedDomainPrefs の domainAccess 設定に次の ACE 文字列を作成します。
@^a^slfr^g
すべてのドメインが検索を実行するのに十分なアクセス権を持つように指定して、ACE を構成します。
Delegated Administrator ユーティリティーのコマンド commadmin domain modify を使用して、icsExtendedDomainPrefs 属性の domainAccess 設定を指定する ACE 文字列を追加します。
たとえば、Schema 2 環境では、次のようにして sesta.com によりすべてのドメインからの検索が許可されます。
commadmin domain modify -D admin -w adminpassword -X hostmachine_1 -d sesta.com -A +icsextendeddomainprefs:"domainAccess=@@d^a^slfrwd^g; anonymous^a^r^g;@^a^slfr^g"
文字 @@d は、一次所有者のドメインを表します。
Delegated Administrator コンソールを使用すると、組織のプロパティーを作成または編集するときに、ドメインに「次の組織内のユーザーからの招待を許可する」リストを追加できます。
これにより、icsExtendedDomainPrefs 属性の domainAccess 設定が更新されます。
上に挙げた最初の 2 つの方法ではドメインに与える正確なアクセス権を指定できますが、最後の Delegated Administrator コンソールを使用する方法の場合は、管理者に同様の制御が許可されません。アクセス権の一覧は事前に設定されています。許可されているアクセス権は、空き/予定ありアクセスと、予定スケジュールアクセスです。カレンダの所有者がすべてのユーザーに対して読み取りアクセス権を設定しないかぎり、ユーザーは予定の詳細を参照できません。