Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

デフォルトのメッセージストアパーティション定義の変更

デフォルトのパーティションとは、ユーザーが作成されたときに、ユーザーエントリに mailMessageStore LDAP 属性が指定されなかった場合に使用されるパーティションのことです。デフォルトのパーティションが必要にならないように、すべてのユーザーエントリにユーザーのメッセージストアパーティションを指定する mailMessageStore LDAP 属性を指定してください。さらに、デフォルトのパーティションを負荷分散やその他の理由で変更してはなりません。デフォルトのパーティションの定義に依存するユーザーが存在する間に、デフォルトのパーティションを変更するのは無効であり危険です。

デフォルトのパーティションをどうしても変更する必要がある場合は、configutil パラメータの store.defaultpartition でデフォルトの定義を変更する前に、古いデフォルトのパーティションのすべてのユーザー (そのままになっていたユーザー) の mailMessageStore 属性が現在のパーティション (これはデフォルトでなくなる) に設定されているようにしてください。