Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

日付表示を 2 桁から 4 桁に変換する

キーワード: datefourdatetwo

オリジナルの RFC 822 仕様では、メッセージヘッダーの日付フィールドに 2 桁の年表示を使用することが規定されています。これはあとで RFC 1123 により 4 桁に変更されました。しかし、古いメールシステムの中には、4 桁の日付を受け入れないものもあります。また新しいメールシステムの中には、2 桁の日付を受け入れなくなったものもあります。


注 –

両方の形式を扱うことができないシステムは規格に違反しています。


datefour および datetwo キーワードは、MTA によるメッセージヘッダー内の日付フィールド処理を制御するものです。datefour キーワードがデフォルトで、すべての年表示フィールドを 4 桁に展開するように MTA に指示します。値が 50 以下の 2 桁の日付表示フィールドには 2000 が加えられ、50 よりも大きいものには 1900 が加えられます。


注意 – 注意 –

datetwo キーワードは、4 桁の日付表示から先頭の 2 桁を取り去るように MTA に指示します。これは、2 桁の日付表示を要求する、標準に準拠していないメールシステムとの互換性を提供する目的で行われます。その他の目的のために使用してはなりません。