Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

Event Notification Service を管理する

ENS の管理は、サービスの起動と停止、および ENS の iBiff publisher の動作を制御するための設定パラメータの変更によって行います。

ENS を起動および停止する

ENS サーバーを起動および停止するには、start-msg ens および stop-message ens コマンドを使用します。これらのコマンドは、root として実行する必要があります。

ProcedureENS を起動および停止するには

手順

    ENS を起動するには、次のコマンドを実行します。

    msg_svr_base /sbin/start-msg ens

    • ENS を停止するには、次のコマンドを実行します。

      msg_svr_base /sbin/stop-msg ens

Event Notification Service 設定パラメータ

iBiff の動作は、いくつかの設定パラメータによって制御されます。これらのパラメータを設定するには、configutil ユーティリティープログラムを使用します。

表 B–1 iBiff 設定パラメータ

パラメータ 

説明 

local.store.notifyplugin.maxHeaderSize

通知とともに送信されるヘッダーの最大サイズをバイト単位で指定します。デフォルトは 0 バイトです。 

local.store.notifyplugin.maxBodySize

通知とともに送信される本文の最大サイズをバイト単位で指定します。デフォルトは 0 バイトです。 

local.store.notifyplugin.eventType .enable

指定のイベントタイプが通知を生成するかどうかを指定します。正当な値は 1 (有効にする) および 0 (無効にする)。デフォルト値は 1 です。つまり、local.store.notifyplugin.ReadMsg.enable を 0 に設定すると、ReadMsg 通知が無効になります。

local.store.notifyplugin.ensHost

ENS サーバーのホスト名を指定します。デフォルトは 127.0.0.1 です。

local.store.notifyplugin.ensPort

ENS サーバーの TCP ポートを指定します。デフォルトは 7997 です。

local.store.notifyplugin.ensEventKey

ENS 通知用に使用するイベントキーを指定します。デフォルトは enp://127.0.0.1/store。イベントキーのホスト名部分は、ENS ホストの判別には使用されません。これは単に、ENS が使用する一意の識別子です。

このキーは、このキーに一致するイベントの通知を受けるために、加入者が登録するものです。