設定 (/config) ディレクトリのデフォルトの場所は、Access Manager のインストール先プラットフォームによって異なります。
Solaris システム: /etc/opt/SUNWam
Linux システム: /etc/opt/sun/identity
/config ディレクトリには、次のような設定ファイル、XML ファイル、および LDIF ファイルが含まれます。
.version ファイルには、Access Manager の現在のバージョンが記述されています。
AMConfig.properties、SSOConfig.properties、および LogConfig.properties の各ファイルには、Access Manager 設定属性が含まれます。
serverconfig.xml ファイルは、Directory Server 用の Access Manager の設定情報を提供します。
/ldif サブディレクトリには、Access Manager のインストール時に Directory Server データストアを生成するために必要な LDIF ファイルが含まれます。次に例を示します。
インストール時に、ds_remote_schema.ldif ファイルは、Access Manager のデータを Directory Server に格納するために必要な Access Manager 固有の LDAP スキーマオブジェクトクラスおよび属性 (iplanet-am-managed-people-container など) をロードします。sunone_schema2.ldif ファイルは、Access Manager LDAP 固有のスキーマオブジェクトクラスおよび属性をロードします。
アンインストール時に、ds_remote_schema_uninstall.ldif ファイルは、Access Manager の LDAP スキーマオブジェクトおよび属性を Directory Server から削除します。
/ums サブディレクトリには、次のような XML ファイルが含まれます。
ums.xml ファイルは、Access Manager によって管理されるオブジェクトの LDAP 設定情報を含むテンプレートセットを提供します。
/xml サブディレクトリには、次のファイルが含まれます。
amserveradmin スクリプトは、Access Manager サービスをロードします。
通常、XML ファイルは設定に使用されません。これらの XML ファイルを修正した場合は、Directory Server データストアに手動で再ロードする必要があります。サーバーでの変更は一切、これらのファイルと同期しません。このディレクトリの XML ファイルについては、『Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 Developer’s Guide』を参照してください。