Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 高可用性 (HA) 管理ガイド

データベースの削除

既存のデータベースを削除するには、hadbm delete コマンドを使用します。このコマンドは、データベースの設定ファイル、デバイスファイル、および履歴ファイルを削除し、共用メモリーリソースを解放します。削除対象のデータベースは、存在していてかつ停止している必要があります。「データベースの停止」を参照してください。

コマンド構文は次のとおりです。

hadbm delete  
[--adminpassword=password | --adminpasswordfile=file]  
[--agent=maurl]  
[dbname]

dbname オペランドにはデータベース名を指定します。デフォルトは hadb です。

コマンドオプションの説明は、「汎用オプション」を参照してください。詳細については、hadbm-delete(1)を参照してください。


例 3–11 データベースを削除する例

コマンド

hadbm delete

は、デフォルトのデータベース hadb を削除します。