Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 高可用性 (HA) 管理ガイド

ノードエージェントの作成

ノードエージェントを作成するには、ノードエージェントを実行するマシンで、asadmin コマンドの create-node-agent をローカルに実行します。

ノードエージェントのデフォルト名は、ノードエージェントを作成するホストの名前です。

ノードエージェントのプレースホルダをすでに作成している場合は、ノードエージェントプレースホルダと同じ名前を使用して、関連したノードエージェントを作成します。ノードエージェントのプレースホルダをまだ作成しておらず、DAS が起動していて到達可能である場合、create-node-agent コマンドは DAS 上にノードエージェント設定 (プレースホルダ) も作成します。

コマンド構文の詳しい説明については、コマンドに関するオンラインヘルプを参照してください。


例 7–1 ノードエージェントの作成の例

次のコマンドは、ノードエージェントを作成します。


asadmin create-node-agent --host myhost --port 4849 ---user admin nodeagent1

ここで、myhost はドメイン管理サーバー (DAS) のホスト名、4849 は DAS ポート番号、admin は DAS ユーザー、および nodeagent1 は、作成しているノードエージェントの名前です。



注 –

次の場合は、DNS に到達可能なホスト名を指定する必要があります。

ドメインおよびノードエージェントの作成ときに、次のとおりドメインおよびノードエージェントのホスト名を明示的に指定して、DNS に到達可能なホスト名を指定します。


create-domain --domainproperties domain.hostName=DAS-host-name
create-node-agent --hostDAS-host-name
--agentproperties remoteclientaddress=node-agent-host-name

別の解決法は、プラットフォームに特定のホスト名およびアドレス解決を定義する、hosts ファイルを更新し、ホスト名を正しい IP アドレスに解決することです。ただし、DHCP 使用して再接続する時に、異なる IP アドレスを割り当てられる可能性があります。その場合、各サーバーでホスト解決ファイルを更新する必要があります。


詳細については、次の Web サイトを参照してください。