Sun Java System Portal Server 7 リリースノート

Portal Server 管理コンソール


Sun Java System Web Server 6.1 で、Web アプリケーションを 1 つ再配備すると、ほかの Web アプリケーションがすべてリセットされる。(#6327475)

説明:

Web サーバー内の任意の Web アプリケーションに対して配備または配備解除が実行されるたびに、Portal Server 管理コンソールではセッションが失われます。


1 つの Web サーバーインスタンスには複数のポータルインスタンスを作成すべきでない。(#6326901)

説明:

同じ Web サーバーに 2 つのポータルを作成すると、両方のポータルが緊密に連携します。一方のポータルで何らかの操作を行うと、もう一方のポータルにも自動的に反映されます。


WebLogic サーバーでは Portal Server インスタンスの再起動が必要である。(#6339379)

説明:

WebLogic スタータで psadmin create-instance および psadmin create portal を実行するには、Web コンテナを再起動する必要があります。

対処方法:

WebLogic 管理サーバーおよび管理対象サーバーを再起動してください。


dp ファイルのファイル名拡張子が .xml の場合に、ファイルのダウンロードが失敗する。(#6349031)

説明:

拡張子が .xml の dp ファイルを Explorer ブラウザでダウンロードすると、xml ファイルを表示できないというエラーメッセージが表示されます。

対処方法:

拡張子 .xml を持つファイル名は使用しないでください。


ヘルプファイルが Web サーバー SSL マシンに表示されない。(#6351789)

説明:

psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. ./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。このファイルは、psconsole war ファイル内の common/common-config.xml にあります。

  2. httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。

例:

次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。

<managed-bean>

<description>The backing bean for the Java Help component</description>

<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>

<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean</managed-bean-class>

<managed-bean-scope>request</managed-bean-scope>

<managed-property>

<property-name>jspPath</property-name>

<value>faces</value>

</managed-property>

<managed-property>

<property-name>httpPort</property-name>

<value>8080</value>

</managed-property>

</managed-bean>

上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。


管理パネルで、開始位置としてファイルの URL を追加できない。(#6360469)

説明:

ファイルシステムのロボットサイトを編集するとき、開始位置としてファイルの URL の追加に失敗します。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. 次の形式の URL を使用して、ローカルファイルシステムサイトを作成します。

    file:///filepath または file:/localhost/filepath

  2. filterrules.conf ファイルを編集して、ファイルシステムサイト定義の開始位置を追加します。