この章では、Sun Java System Web Server プラグインをインストールして構成する方法について説明します。この章では、次の内容について説明します。
Sun Java System Web Serverプラグインを入手する手順は 2 段階に分かれます。はじめに Sun Java System Web Serverプラグイン JAR ファイルが含まれたパッケージファイルをシステムに追加する必要があります。そのあとに Sun Java System Web Serverプラグイン JAR ファイルをインポートします。
Sun Java System Web Server プラグインは、N1 Service Provisioning System ソフトウェアに対するプラグインとしてパッケージ化されています。Sun Java System Web Server プラグイン用のプラグインファイルは、Sun N1 Service Provisioning System 5.2 DVD または Sun Download Center から入手できます。
パッケージファイルをシステムに追加すると、Sun Java System Web Server プラグインは 2 種類の JAR ファイルからインポートできます。状況に応じて、適切なファイルを選択してください。
Sun Java System Web Server プラグインをはじめてインポートする場合は、com.sun.jes6_WS_3.0.jar ファイルを使用します。
旧バージョンの Sun Java System Web Server プラグインがすでにインポートされている場合は、com.sun.jes6_WS_2.0_3.0.jar ファイルを使用します。
JAR ファイルを含むファイルを追加します。
JAR ファイルをインポートします。 - 「N1 Service Provisioning System への Sun Java System Web Server プラグインの インポート」
Sun Java System Web Serverプラグインは、 SUNWspsjesws6.pkg パッケージに含まれています。
端末ウィンドウで、スーパーユーザーになります。
プラグインパッケージを含むディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力し、Return キーを押します。
# pkgadd -d package_directory SUNWspsjesws6.pkg
スタンドアロン用 JAR ファイルは /opt/SUNWn1sps/plugins/com.sun.jes6_WS/ ディレクトリにあります。アップグレード用 JAR ファイルは /opt/SUNWn1sps/plugins/com.sun.jes6_WS/Upgrade ディレクトリにあります。
Sun Java System Web Server プラグインは、sun-spsjesws6-3.0-1.noarch.rpm ファイルに含まれています。
端末ウィンドウで、スーパーユーザーになります。
sun-spsjesws6-3.0-1.noarch.rpm ファイルを含むディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力し、Return キーを押します。
# rpm -i package_directory sun-spsjesws6-3.0-1.noarch.rpm
スタンドアロン用 JAR ファイルは /opt/sun/N1_Service_Provisioning_System/plugins/com.sun.jes6_WS ディレクトリにあります。アップグレード用 JAR ファイルは /opt/sun/N1_Service_Provisioning_System/plugins/com.sun.jes6_WS/Upgrade ディレクトリにあります。
Sun Java System Web Server プラグインは、sun-spsjesws6-3.0.msi Microsoft Installer (MSI) パッケージファイル に含まれています。
sun-spsjesws6-3.0.msi ファイルを含むディレクトリに移動します。
sun-spsjesws6-3.0.msi ファイルをダブルクリックします。
インストーラの GUI が起動されます。JAR ファイルは、c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\plugins\com.sun.jes6_WS ディレクトリにコピーされます。
ある特定のプラグインを N1 Service Provisioning System 製品に認識させるには、そのプラグインをインポートする必要があります。
プラグインをインポートまたはアップグレードするには、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の第 5 章「プラグインの管理」で詳しく説明されている手順に従います。
ブラウザインタフェースのメインウィンドウの「Administrative」セクションで、「Plug-ins」をクリックします。
「Plug-ins」ページの「Action」列で、「Import」をクリックします。
JAR ファイルをダウンロードした場所に移動します。
Sun Java System Web Server プラグインをはじめてインポートする場合は、com.sun.jes6_WS_3.0.jar ファイルを選択します。
旧バージョンの Sun Java System Web Server プラグインがすでにインポートされている場合は、com.sun.jes6_WS_2.0_3.0.jar ファイルを選択します。
「Continue to Import」ボタンをクリックします。
インポートが正常に終了すると、プラグインの詳細ページが開いて、そのプラグインが提供するオブジェクトが表示されます。
コマンド行を使用して、プラグインのアーカイブファイルをインポートすることもできます。
CLI からプラグインファイルをインポートするには、次のように入力します。
% cr_cli -cmd plg.p.add -path plugin-filename -u username -p password |
Sun Java System Web Server プラグインをはじめてインポートする場合は、plugin-filename は com.sun.jes6_WS_3.0.jar になります。
旧バージョンの Sun Java System Web Server プラグインがすでにインポートされている場合は、plugin-filename は com.sun.jes6_WS_2.0_3.0.jar になります。
Sun Java System Web Server プラグインに適用可能なパッチは、SunSolve Web サイトを確認します。パッチを適用するには、パッチの README ファイルの手順に従います。