この節では、WebLogic サーバーをインストールしたあとに WebLogic サーバーおよびクラスタで一般に実行するタスクを説明します。
ドメインと Administrative Server
クラスタ
管理対象サーバー
この節では、WebLogic ドメインと管理サーバーを管理する手順を説明します。
プロビジョニングシステムを介して WebLogic ドメインを削除することで、自動的に次のタスクを実行します。
WebLogic AdminServer コンポーネントおよび仮想ホストのアンインストール。
このタスクは管理サーバーを削除します。「markOnly」オプションを選択した場合、AdminServer 仮想ホストだけが削除されます。
ドメイン内に属するすべての管理対象サーバーコンポーネントおよび仮想ホストのアンインストール。
この操作を行うと、「markOnly」オプションを選択している場合を除き、WebLogic 環境内の管理対象サーバーも削除されます。
ドメイン内に属するすべてのクラスタコンポーネントおよび仮想ホストのアンインストール。
この操作を行うと、「markOnly」オプションを選択している場合を除き、WebLogic 環境内のクラスタも削除されます。
アプリケーションコンポーネント、ライセンス構成、およびアプリケーションの削除。
WebLogic 仮想ホストは、プラグインに属さないコンポーネントを含むことはできません。WebLogic ドメインを正しく削除するには、ドメインアンインストールプランを実行する前に、プラグインに属さないすべてのコンポーネントを削除する必要があります。
WebLogic ドメインを削除するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Domain Management: Remove」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
ターゲットホストを選択します。
WebLogic ソフトウェアをインストールした時に作成された仮想ホストをターゲットとします。「WebLogic ソフトウェアをインストールする」の手順を参照してください。
ターゲットホストは、com.sun.weblogic#InstallHS ホストセットのメンバーである必要があります。
「WebLogic Domain Name」フィールドに WebLogic ドメインの名前を入力します。
プロビジョニングシステムから WebLogic ドメイン、管理サーバー、クラスタ、および管理対象サーバーを削除し、WebLogic 環境でドメインを動作させ続ける場合は、「markOnly 」オプションを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Domain Management: Start」リンクをクリックします。
「component Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」リストで、StartAdminServer プロシージャーを含む行を選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
起動する必要がある管理サーバーを選択します。
管理対象サーバーは host (install-path) の形式に従います。host は物理ホストとドメインの名前を表し、install-path はを表します。管理サーバー名は server_wls_ managedServerName と表示されます (たとえば server_weblogic (admin_wls))。
「Run Selected Installations」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
プラン変数を設定します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
次の節では、クラスタを起動、停止、および削除する方法を説明します。
クラスタを起動または停止すると、クラスタ内のすべてのクラスタメンバーを起動または停止することになります。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Cluster Management: Start or Stop」リンクをクリックします。
「component Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」リストで、Start または Stop プロシージャーを含む行を選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
起動または停止するクラスタを選択します。
クラスタ名は installPath の一部です。
「Run Selected Installations」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
クラスタを削除すると、そのクラスタに関連付けられたすべてのクラスタメンバーも削除されます。
管理対象サーバーの役割に戻るクラスタメンバーの動作の詳細については、「WebLogic クラスタメンバーを削除する」を参照してください。
管理対象サーバーをクラスタから削除すると、管理対象サーバーは停止されます。引き続き管理対象サーバーを使用する場合は、管理対象サーバーを再起動する必要があります。「管理対象サーバーを起動する」を参照してください。
クラスタを削除するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Cluster Management: Remove」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
「Target Host」フィールドで、クラスタをホストするドメインを選択します。
「Plan Variables」セクションの「WebLogic Cluster Name」フィールドで、WebLogic インタフェースに表示されるクラスタ名を入力します。
プロビジョニングシステムから WebLogic クラスタを削除するが、そのクラスタを WebLogic 環境で動作させ続ける場合は、「markOnly」オプションを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
クラスタメンバーを削除すると、クラスタメンバーコンポーネントが管理対象サーバーから削除され、クラスタメンバーとして動作していた管理対象サーバーが元の状態に戻ります。クラスタをターゲットとしていたアプリケーション、およびクラスタメンバーは、再起動後、管理対象サーバーによりホストされなくなります。管理対象サーバーを直接ターゲットとしていたアプリケーションは、引き続き管理対象サーバーをターゲットとします。
クラスタから管理対象サーバーが削除されると、管理対象サーバーは停止状態のままになります。引き続き管理対象サーバーを使用する場合は、管理対象サーバーを再起動する必要があります。「管理対象サーバーを起動する」を参照してください。
クラスタメンバーを削除するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Clusters Member Management: Leave」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
削除する管理対象サーバーを選択します。
プロビジョニングシステムから WebLogic クラスタメンバーを削除するが、WebLogic 環境でクラスタメンバーを動作させ続ける場合は、「markOnly」オプションを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
管理対象サーバーを起動するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Application Server Management: Start」リンクをクリックします。
「component Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」リストで、Start プロシージャーを含む行を選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
起動する必要がある管理対象サーバーを選択します。
管理対象サーバーは host (install-path) の形式に従います。host は物理ホストの名前を表し、install-path は管理対象サーバーの名前を表します。管理対象サーバー名は server_wls_ managedServerName と表示されます。たとえば、server_wls_Server-One となります。
「Run Selected Installations」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
プラン変数を設定します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
管理対象サーバーを停止するには、ユーザーは、コンポーネントが含まれるフォルダ上の Run Component Procedures アクセス権を有するユーザーグループに属する必要があります。また、コンポーネントの配備先のホストセットに関しては、Allow on Host Set アクセス権も必要です。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Application Server Management: Stop」リンクをクリックします。
「component Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」リストで、Stop プロシージャーを含む行を選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
起動する必要がある管理対象サーバーを選択します。
管理対象サーバーは host (install path) の形式に従います。host は物理ホストの名前を表し、install path は管理対象サーバーの名前を表します。管理対象サーバー名は server_domainName_managedServerName と表示されます。たとえば、server_wls_Server-One のようになります。
「Run Selected Installations」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Application Server Management: Remove」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
削除する管理対象サーバーを選択します。
必要に応じてプラン変数を変更します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで「WebLogic 8」をクリックします。
「Application Server Management: Start」リンクをクリックします。
「component Details」ページが表示されます。
「Component Procedures」 リストで、setAdditionalClasspath プロシージャーを含む行を選択し、「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
更新する管理対象サーバーを選択します。
管理対象サーバーは host (install path) の形式に従います。host は物理ホストの名前を表し、install path は管理対象サーバーの名前を表します。管理対象サーバー名は server_domainName_managedServerName と表示されます。たとえば、server_wls_Server-One のようになります。
「Run Selected Installations」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
追加 CLASSPATH 要素を入力します。
追加 CLASSPATH 要素は、WebLogic 管理対象サーバー起動スクリプトで定義されているデフォルトの CLASSPATH に加えられます。この起動スクリプトは、管理対象サーバーが作成された時に定義されたものです。「WebLogic 管理対象サーバーを作成する」を参照してください。
Windows システムでは、追加 CLASSPATH 要素の区切りにセミコロン (;) を使用し、バックスラッシュ文字 (\) をファイルセパレータとして使用します。たとえば、c:/files/a1.jar; c:/files/a2.jar;c:/files/b1.jar となります。
(省略可能) 追加 classpath 要素をただちに有効にするには、「Restart Server」を選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。