Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

Solaris リモートエージェントのコンポーネント変数

次のリストで説明する変数は、N1 SPS ソフトウェアのリモートエージェント (RA) 構成を提供します。これらの変数は、JET spsra モジュールに直接対応します。

install_spsra

説明 : N1 SPS RA ソフトウェアをインストールするかどうか。

デフォルト値 : y

product_version_spsra

説明 : インストールする RA のバージョン。

デフォルト値 : 5.2

OS プロビジョニングプラグイン 3.0 によるプロビジョニングに N1 SPS 5.1 リリースを使用する場合は、この変数の値を 5.1 に設定します。

basedir_spsra

説明 : RA ファイルがインストールされるベースディレクトリ。

デフォルト値 : /opt/SUNWn1sps

install_ra_from_snapshot_spsra

注 –

install_ra_from_snapshot_spsra は廃止予定で、N1 SPS 5.2 リリースでは非推奨です。


デフォルト値 : n

username_spsra

説明 : RA インストーラを使用する際に、RA ファイルシステムを所有するユーザー名を指定します。

: jdoe

groupname_spsra

説明 : RA インストーラを使用する際に、RA ファイルシステムを所有するグループ名を指定します。

: staff

setup_user_acct_spsra

説明 : username_spsra および groupname_spsra のユーザーおよびグループアカウントを設定するかどうかを指定します。


注 –

プロビジョニング後、ターゲットでユーザーアカウントを使用できない場合は、この変数値を y に設定して、プロビジョニング後の再起動でターゲットホスト上の N1 SPS リモートエージェントを起動するようにします。


デフォルト値 : n

user_passwd_spsra

説明 : username_spsra の暗号化されたパスワード。

: 6GR9gOi1vRVFw は、パスワード「n1spspwd」の暗号化された値を表します。

userid_spsra

説明 : username_spsra のユーザーアカウント ID。

: 505

groupid_spsra

説明 : groupname_spsra のグループアカウント ID。

: 505

homedir_spsra

説明 : RA ファイルのホームディレクトリ。

デフォルト値 : /opt/SUNWn1sps

jre_path_spsra

説明 : Java Runtime Environment へのパス。値が指定されていない場合は、インストーラにより指定されるパスを使用します。パスが指定されている場合、JRE はそのパスにインストールされている必要があります。インストールされていないと、インストールが失敗します。

setuid_spsra

説明 : RA ルートアクセス権を有効にします。

デフォルト値 : y

setuid_spsra

説明 : リモートエージェントのホスト名または IP アドレス

: solaris10-target

conn_spsra

説明 : RA への接続に使用する方式を指定します。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されている接続方式を使用します。

デフォルト値 : :[targetableComponent:sps_ra_conn]

ssl_auth_spsra

説明 : ネットワーク接続に使用する SSL 認証。

デフォルト値 : 1

port_spsra

説明 : ネットワーク接続に使用するポート。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されているポートを使用します。


注 –

SSH 接続を使用するには、ポート番号を 70000 に設定します。


デフォルト値 : :[targetableComponent:sps_ra_port]

adv_params_spsra

説明 : ネットワーク接続に使用する高度なパラメータ。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されている高度なパラメータを使用します。

デフォルト値 : :[targetableComponent:sps_ra_adv_parms]