Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (OS Provisioning Plug-In 3.0)

ターゲットホストへの OS のインストール

プロファイルは、ターゲットホストに OS イメージをプロビジョニングするために使用されます。これらのプロファイルは、/com/sun/n1osp/autogen...provision フォルダにあります。新しい OS イメージが作成 (または添付) されるたびに、新しいプロファイルがプロビジョンフォルダに追加されます。

Procedureターゲットホストへ OS をインストールする

始める前に

ターゲットホストの BIOS に正しい日時が設定されていることを確認します。BIOS に過去の日時が設定されていると、suse-build-key RPM のインストールに失敗し、対話モードのインストールに切り替わります。これは、BIOS が、ディストリビューションの使用している RPM 暗号化キーを受け付けないためです。BIOS からは、暗号化キーが将来の日時に適用されるように見えます。

ブートおよびインストールサーバー上のネットワークインタフェースが適切に構成されていることを確認します。

  1. プロビジョニングソフトウェアのページの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。

  2. 「OS Provisioning Common Tasks」ページの「Linux Images」セクションで「Provision OS」をクリックします。

  3. provision コンポーネントが含まれる Linux フォルダに移動します。

    たとえば、/com/sun/n1osp/autogen-bikickstart-linux/provision/suse/SLES9_x86 などのフォルダです。

  4. コンポーネント名を選択します。

  5. 「Component Details」ページで Provision_start:Install プロシージャの横にある「Run action」をクリックします。

  6. オペレーティングシステムのプロビジョニング先であるターゲットホストを選択します。


    ヒント –

    ターゲットホストのホスト名の末尾は -target です。


  7. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureOS のプロビジョニング状態を確認する

  1. プロビジョニングソフトウェアのページの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。

  2. 「OS Provisioning Common Tasks」ページの「OS Provisioning Administration Tasks」セクションで「Status」をクリックします。

  3. 「Plans Details」ページの「Run」をクリックします。

  4. 「Plan Details Run」ページで、オペレーティングシステムのプロビジョニング先であるターゲットホストを選択します。

  5. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  6. 「Details」リンクをたどり、状態を表示します。