国際化対応言語環境の利用ガイド

mp が Xprt (X Print Server) クライアントとして動作する場合

この方法では、 X Print Server によってサポートされるネットワークに接続された任意のプリンタ向けの出力を mp で印刷できます。このコマンドでは、PostScript や、PCL の多くのバージョンがサポートされます。

-D-P コマンドオプションを使用し、かつ環境に XPDISPLAY 変数が設定されていない場合は、印刷サーバー起動スクリプトが、このクライアントが動作するマシンのポート 2100 で Xprt サーバーを起動します。このスクリプトは、mp が終了すると印刷サーバーを停止します。XPDISPLAY が設定されていると、mp クライアントは XPDISPLAY で動作する印刷サーバーに接続しようとします。ただし、サーバーが動作していなくても、サーバーを起動しません。

/usr/lib/lp/locale/C/mp ディレクトリには、Xprt クライアントとして動作する mp 用の .xpr 印刷ページレイアウトファイルが含まれています。これらのファイルは 300 dpi プリンタ用のサンプルです。ターゲットプリンタの dpi 値が異なる場合は、ターゲットプリンタの解像度に合わせてこの値が自動的に変換されます。