Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : FNS、NIS+ 編)

主体

一般ユーザーであってもスーパーユーザー (root) であってもログインをすれば NIS+ 主体になります。実際の要求は、一般ユーザーの場合はクライアントユーザーから、スーパーユーザーの場合はクライアントマシンから送られます。 つまり NIS+ の主体はクライアントユーザーの場合もクライアントマシンの場合もあります。

また NIS+ サーバーから NIS+ サービスを提供するエンティティも、NIS+ 主体になることができます。NIS+ サーバーは、すべて NIS+ クライアントと考えることができるので、ここでの説明のほとんどは NIS+ サーバーにも当てはまります。