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インストール

Sun Virtual Desktop Connector の 3 つのレイヤー (仮想化、デスクトップアクセス、およびセッション管理。図 1-1 を参照) にはそれぞれ、実行する必要のある関連したインストール作業があります。この章ではそれらの作業について説明します。内容は次のとおりです。

Virtual Desktop Connector のエージェントのインストール

Virtual Desktop Connector のエージェントのアンインストール

仮想マシンテンプレートの作成

VMware のツールのインストール

Virtual Desktop Connector のツールのインストール

Virtual Desktop Connector のツールのアンインストール

リモートデスクトップアクセスの有効化

システムの準備 (sysprep) とカスタマイズ


仮想化レイヤー



注 - このマニュアルでは、VMware や Microsoft のサードパーティー製品のインストールで必要なドキュメントへの参照を提供していますが、それらのドキュメントに含まれている情報の複製はしていません。



VMware VirtualCenter のインストール

VMware VirtualCenter をインストールするには、VMware の http://www.vmware.com/support/pubs/vi_pubs.html の Web サイトの説明に従ってください。

1. 『Installation and Upgrade Guide』を検索します。

2. 「Installing VMware VirtualCenter」を選択します。

3. 次を確認してください。

a. ポート 6060 と 6061 が、システム上でアクティブになっている可能性のあるすべてのファイアウォールで有効になっていること。

VirtualCenter でインストールする必要のある Virtual Desktop Connector のエージェントは、これらのポートを使用して外部と通信します。

b. VirtualCenter の Webaccess コンポーネントがインストールされ、構成されていること。

c. 十分な権限のあるユーザーアカウントが定義されていること (表 3-1 を参照)。



注 - Virtual Desktop Connector のホストとクラスタレベルでの権限を持つ特定の VMware ユーザーを作成すると、VMware のアクティビティーログを簡単に調べることができます。



Virtual Desktop Connector のエージェントのインストール

VirtualCenter で使用する Virtual Desktop Connector のエージェントをインストールするには、次の手順に従います。

1. vda_1.0.zip アーカイブを解凍したディレクトリに vda-agent.msi インストーラファイルを探します。

vda-agent.msi./image/vda_1.0/Windows/Packages/ サブディレクトリにあります。Windows での VirtualCenter のエージェントのデフォルトの場所は、
<a-z>:\Program Files\Sun\Virtual Desktop Access\Agent です。

2. インストーラをダブルクリックし、プロンプトに従ってインストールを完了します。

サービスのリストに Sun Virtual Desktop Connector Agent という名前の稼働中の新しいサービスが追加され、自動的に開始するよう設定されます。

Virtual Desktop Connector のエージェントのアンインストール

Virtual Desktop Connector のエージェントをアンインストールするには、次の手順に従います。

1. 「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」を選択します。

2. Virtual Desktop Connector Agent に対して「削除」を選択します。

仮想マシンとテンプレートの定義

仮想マシンテンプレートの作成

テンプレートとして使用する仮想マシンを構成するには、次の手順に従います。

1. 『Basic System Administration』 (http://www.vmware.com/support/pubs/vi_pubs.html) の「Creating Virtual Machines」の説明に従って、Microsoft Windows XP 仮想マシンを作成します。

2. Microsoft の Web サイト (http://www.microsoft.com/windowsxp/using/setup/winxp/install.mspx) の説明に従って、Windows XP をインストールします。

3. ネットワーク接続が構成されていることと、仮想マシンが IP アドレスを取得できることを確認してください。

ここで、仮想マシンにインストールするソフトウェアがほかにある場合はインストールしてください。



注 - Vista の仮想マシン用にカスタマイズしたテンプレートを使用する計画がある場合は、マシンを参照してください。



VMware のツールのインストール

Microsoft Windows XP がインストールされている仮想マシンを作成したら、VMware のツールをインストールします。『Basic System Administration』 (http://www.vmware.com/support/pubs/vi_pubs.html) の「Installing and Upgrading VMware Tools」を参照してください。

Virtual Desktop Connector のツールのインストール

Virtual Desktop Connector が仮想マシンを適切に管理するには、ゲストのオペレーティングシステムに Virtual Desktop Connector のツールをインストールする必要があります。これは、ゲストの OS がスタンバイを開始するときに RDP 接続を処理するものです。



注 - ゲストの OS と仮想化ホスト間の時刻の同期を必ずとるようにしてください。Virtual Desktop Connector のツールとリサイクルプロセスは時刻の同期に依存しており、時刻が同期していないと正しく機能できません。詳細な設定情報については、VMware の http://www.vmware.com/support/gsx3/doc/tools_guestd_sync_gsx.html の Web サイトの説明を参照してください。



Virtual Desktop Connector ツールをインストールするには、次の手順に従います。

1. vda_1.0.zip アーカイブを解凍したディレクトリに vda-tools.msi インストーラファイルを探します。

vda-tools.msi./image/vda_1.0/Windows/Packages/ サブディレクトリにあります。

2. インストーラをダブルクリックし、プロンプトに従ってインストールを完了します。

Windows での Virtual Desktop Connector のツールのデフォルトのインストール先は、<a-z>:\Program Files\Sun\Virtual Desktop Access\Tools です。

サービスのリストに Sun Virtual Desktop Connector Tools という名前の稼働中の新しいサービスが追加され、自動的に開始するよう設定されます。

Virtual Desktop Connector のツールのアンインストール

Virtual Desktop Connector のツールをアンインストールするには、次の手順に従います。

1. 「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」を選択します。

2. Virtual Desktop Connector Tools に対して「削除」を選択します。

リモートデスクトップアクセスの有効化

リモートデスクトップアクセスを有効にするには、仮想マシンの電源をオンにしたままログインし、VMware の Virtual Infrastructure Client を起動して、次の手順に従います。

1. コンソールを開きます。

2. コンソールで、仮想マシンの「スタート」ボタンをクリックします。

3. 「スタート」メニューの「マイ コンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

4. 「システムのプロパティ」ウィンドウで、「リモート」タブを選択します。

5. 「リモート デスクトップ」で、「このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許可する」が選択されるように、チェックボックスにチェックを付けます。

6. 「OK」をクリックして、設定を保存し、ダイアログを閉じます。

以上の手順で、「スタート」メニューから「シャットダウン」を選択して、仮想マシンをシャットダウンできるようになりました。

システムの準備 (sysprep) とカスタマイズ

VirtualCenter がカスタマイズの仕様を使って仮想マシンをカスタマイズする前に、VirtualCenter を実行するサーバーに Microsoft System Preparation Tool (sysprep) をインストールする必要があります。『Basic System Administration』 (http://www.vmware.com/support/pubs/vi_pubs.html) の「Appendix B」を参照してください。

1. VirtualCenter Server に sysprep をインストールします。

a. 次のサイトから sysprep のパッケージをダウンロードします。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=3E90DC91-AC56-4665-949B-BEDA3080E0F6&displaylang=en

b. たとえば、次のディレクトリに展開します。

C:\Documents and Settings\All Users\VMWare\VMWare VirtualCenter\sysprep\xp

2. カスタマイズの仕様を作成します。

カスタマイズの仕様とは、複製プロセス中に VirtualCenter が Windows のインストールをカスタマイズするために使用できる設定を格納したものです。カスタマイズの仕様を作成するには、次の手順に従います。

a. Virtual Infrastructure Client を開きます。

b. ツールバーの上にあるメニューから「Edit」をクリックし、「Customization Specifications...」を選択します。

c. Customization Specification Manager の「New」アイコンをクリックして、ウィザードを起動します。

d. ウィザードの最初の手順で、対象の仮想マシンの OS として Windows を選択し、仕様に名前を指定して説明を追加します。

この次の手順では、標準的な Windows のインストールに関する質問が行われます。要件に一致するようにすべて入力しますが、次は例外とします。

「Use the Virtual Machine Name」の項目が選択されていることを確認してください。選択されていないと、ホスト名が重複することになります。

Windows XP のシリアル番号を入力してください。「Include Server License Information」の項目のチェックをオフにしてください。

インタフェースが DHCP 用に構成されていることを確認してください。構成されていないと、複製された仮想マシンに一意の IP アドレスが設定されないため、Sun Virtual Desktop Connector と連動しません。

e. ウィザードを完了し、カスタマイズの仕様を保存したら、Customization Specification Manager を閉じます。

3. カスタマイズの仕様とネットワーク接続をテストします。

この時点で、Virtual Infrastructure Client を開き、以前に作成したテンプレート仮想マシンをシャットダウンしてください。

a. 左側の区画で仮想マシンを右クリックし、「Clone」を選択します。

b. Clone Virtual Machine Wizard で、新しい仮想マシンの名前 (Clone_Test など) を選択し、「Next」をクリックします。

c. 新しい仮想マシンを実行するホストまたはクラスタを選択し、「Next」をクリックします。

d. 十分な空き容量のあるデータストアを選択し、「Next」をクリックします。

e. 「Guest Customization」の手順で、「Customize Using an Existing Customization Specification」ラジオボタンを選択して、次にリストから作成したカスタマイズの仕様を選択し、「Next」をクリックします。

f. 選択内容を確認し「Finish」をクリックすると、複製が開始されます。

g. テスト仮想マシンが複製を終了したら、左側の区画でその仮想マシンを選択し、電源をオンにします。

仮想マシンが起動し終えると、右側の区画に仮想マシンの IP アドレスとホスト名が表示されます。仮想マシンの IP アドレスが一意であることと、ホスト名が仮想マシン名に対応していることを確認してください。仮想マシンに IP アドレスがない場合は、ネットワーク接続を参照してください。

h. VMware VirtualCenter サーバーで、「Start」->「All Programs」->「Accessories」->「Communications」の順でクリックし、「Remote Desktop Connection」を開きます。

i. 「Remote Desktop Connection」ウィンドウで、新たに複製したテスト仮想マシンの IP アドレスを入力し、「Connect」をクリックします。

すべてが正しく構成されている場合は、テスト仮想マシンに対する全画面表示のリモートデスクトップセッションが表示されます。

リモートデスクトップ接続クライアントが仮想マシンに接続できない場合、続けるためにその問題を解決する必要があります。起こりうる問題については、ネットワーク接続を参照してください。

テスト仮想マシンへのリモートデスクトップ接続が成功し、テスト仮想マシンのホスト名が一意の場合は、作成した元のテンプレート仮想マシンはいつでも使用できます。



注 - この仮想マシンを再度起動しないでください。再度起動すると、もう一度 sysprep を実行しなければならなくなります。




デスクトップアクセスレイヤー

デスクトップアクセスレイヤーには、Sun Ray DTU から仮想デスクトップにアクセスするための Sun Ray Server Software (SRSS)、および他のデバイスから Web アクセスするための Sun Secure Global Desktop Software (SGD) が含まれています。

Sun Ray Server Software のインストール

Sun Virtual Desktop Connector は、Sun Ray Server Software 4.0 と Sun Ray Connector for Windows OS 2.0 を併用できます。Virtual Desktop Connector のインストールと構成を続ける前に、両方の製品をインストールし、構成します。インストールと構成についてのマニュアルは、Sun Ray Software 4 09/07 Collection
(http://docs.sun.com/app/docs/coll/1517.4) にあります。



注 - Sun Ray Server Software と Sun Ray Connector for Windows OS は両方とも、インストール後に構成する必要があります。



Virtual Desktop Connector をインストールする前に、http://sunsolve.sun.com から次の Sun Ray Server Software のパッチをダウンロードし、インストールしてください。


表 2-1 必要な SRSS 4.0 のパッチ

パッチ番号

オペレーティングシステム

127553-01 以降

Solaris 10 11/06 SPARC

127554-01 以降

Solaris 10 11/06 x86

127555-01 以降

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server (RHEL AS) 4 update 3

SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 (Service Pack 3)


 

注 - 使用しているシステムに利用可能な推奨パッチがほかにないかを確認してください。ある場合は、README ファイルの説明に従ってそれらを検出し、インストールしてください。通常のコマンドは、Solaris プラットフォームでは patchaddLinux では rpm です。必ず、インストールにパッチを適用してから Sun Ray Server を再起動してください。



Virtual Desktop Connector の設定を続ける前に、次のように、既存の Windows マシンへの接続を試みるなど、Sun Ray Connector for Windows OS が動作していることを確認してください。


# /opt/SUNWuttsc/bin/uttsc <Windows マシンの名前または IP アドレス>

 

これまでのすべての手順が正しく実行されている場合は、Virtual Desktop Connector のインストールと構成を続けます。

Sun Secure Global Desktop Software のインストール

Virtual Desktop Connector は Sun Secure Global Desktop ソフトウェアと併用できます。SGD を使用してユーザーに仮想デスクトップを提供する場合は、Virtual Desktop Connector のインストールと構成を続ける前に、仮想デスクトップをインストールおよび構成します。詳細な説明については、『Sun Secure Global Desktop 4.4 インストールガイド』(http://docs.sun.com/source/820-2816/index.html) を参照してください。

SGD Web トップには、左側にアプリケーションのリストがあります。Virtual Desktop Connector の構成中に、ユーザーが全画面表示の Windows 仮想デスクトップセッションを起動できる My Desktop アプリケーションをこのリストに追加することを選択できます。SGD をインストールおよび構成すると、My Desktop アプリケーションオブジェクトを使用するか、ブラウザを http://<sgd_server>/mydesktop に設定することによって、ユーザーは仮想デスクトップにアクセスできるようになるはずです。


セッション管理レイヤー

Sun Virtual Desktop Connector は、デスクトップアクセスレイヤー (SRSS および SGD) を仮想化レイヤーに接続する、セッション管理レイヤーとして機能します。Virtual Desktop Connector を設定するには、次の手順に従います。

1. SRSS または SGD サーバー、あるいはその両方で vda-install スクリプトを実行することによって、Virtual Desktop Connector の Solaris 用のパッケージと RPM をインストールしてください。

2. vda-config スクリプトを実行することによって、Virtual Desktop Connector を構成します。

構成設定

設定プロセスの一部として、Virtual Desktop Connector の構成設定を格納する場所を決定する必要があります。評価目的の場合は、設定をローカルのファイルシステムに格納することで十分です。負荷分散やフェイルオーバーの目的で Virtual Desktop Connector を複数のサーバー上で設定する必要がある本稼動環境では、構成設定が自動的に複製され、ほかのサーバーとの同期を保つ中央のデータストアを利用することをお勧めします。SRSS と SGD は両方とも、自動複製機能がある独自のデータストア実装を備えています。Virtual Desktop Connector は、これらの技術を活用し、SRSS データストアまたは SGD データストアを利用できます。vda-config スクリプトを使って、どちらを使用するか選択できます。

SGD データストア

Virtual Desktop Connector の設定を格納するために SGD データストアを使用する計画がある場合は、システム上で管理ユーザーアカウントを設定する必要があります。

SGD データストアにアクセスするには、ユーザー名とパスワード認証が必要です。Virtual Desktop Connector の構成中に、SGD データストアに対する認証で使用される既存の UNIX ユーザーアカウント (対応するパスワードが必要) を指定する必要があります。このユーザーアカウントは、ttaserv UNIX グループのメンバーである必要があります。このユーザーアカウントは認証にのみ使用されるため、有効なシェルを持つ必要はありません。次の例では、useradd コマンドと passwd コマンドを使用してこのアカウントを設定しています。

single-step bullet次のコマンドを root (スーパーユーザー) として実行します。


# useradd -g ttaserv <username>
# passwd <username>

 

SRSS データストア

Virtual Desktop Connector の設定に対して SRSS データストアを使用する計画がある場合は、SRSS 4.0 の最新のパッチをインストールする必要があります。表 2-1 を参照してください。

My Desktop アプリケーションオブジェクト

サーバーに SGD がインストールされている場合、構成スクリプトには My Desktop アプリケーションオブジェクトを設定するオプションも用意されています。これにより、ユーザーは SGD Web インタフェースの My Desktop リンクをクリックすることによって、全画面表示の Windows デスクトップセッションにアクセスできます。

キオスクセッション

Virtual Desktop Connector では、新しい SRSS キオスクセッションタイプが自動的にインストールされます。これにより、Sun Ray サーバーに接続されているどのデスクトップユニット (DTU) からも、全画面表示の Windows セッションを開始する SRSS キオスクモードを簡単に構成できます。

Web ホスティング

Virtual Desktop Connector の管理インタフェースについては、管理 GUI の使用で説明しています。対応する Web アプリケーションは、適切な Web サーバーでホストされる必要があります。

Virtual Desktop Connector では、使用しているシステムで SRSS または SGDのインストールの一部として一般的に利用可能な Apache Tomcat 5.5 以上が必要です。vda-config スクリプトでは、Apache Tomcat のインストールディレクトリのほか、管理 GUI にアクセスするために必要な HTTP/HTTPS ポートが確認されます。SRSS での Tomcat のデフォルトのインストール場所は、/opt/apache-tomcat です。SGD でのデフォルトのインストール場所は /opt/tarantella/webserver/tomcat/5.xx です。



注 - Tomcat バージョンが 5.5 以上ではなく 5.0x の場合は、vda-config スクリプトを実行している間に、JRE 5 ではなく JDK 5 (Java Development Kit) の場所を指定する必要があります。SGD は、/opt/tarantella/bin/jdk.xx に適切な JDK をインストールします。



インストール前の準備

Sun Virtual Desktop Connector をインストールする前に、次の要件を満たす必要があります。


表 2-2 インストールと構成の要件

要件

コメント

SRSS 4.0 または SGD 4.4、あるいはその両方

説明については、デスクトップアクセスレイヤーを参照してください。

Java Runtime Environment (JRE) 5 以上

最新の Java リリースは、次のサイトで入手できます。http://java.sun.com/j2se

Apache Tomcat 5.5 以上

JRE および Apache Tomcat は通常、SRSS/SGD の設定の一部です。

データストア

SGD データストアおよび SRSS データストアを参照してください。


 

インストールと構成

1. root (スーパーユーザー) として Sun Virtual Desktop Connector のイメージディレクトリに移動し、次のコマンドを実行してインストールスクリプトを起動します。


# ./vda-install

 

インストールスクリプトは、Sun ソフトウェア使用許諾契約のテキストを表示し、契約条件への同意を求めます。ライセンスの確認後、インストールプロセスが開始され、Virtual Desktop Connector のすべてのパッケージがインストールされます。

完了すると、vda-install がインストールが終了したというメッセージを表示します。タイムスタンプの付いたログファイルは、次の場所で取得できます。

/var/sadm/install/logs/vda-install.<year_month_date_hour:minute:second>.log

/var/log/vda-install.<year_month_date_hour:minute:second>.log

正常にインストールされたあと、Virtual Desktop Connector を構成する必要があります。

2. 次のコマンドを実行して、構成スクリプトを開始します。


# /opt/SUNWvda/sbin/vda-config

 

構成スクリプトでは、いくつかの情報を提供し、特定の構成選択を行うよう促します。

デフォルトの JRE の場所は /usr/java です。

システムで SRSS または SGD が利用可能な場合、スクリプトは、Virtual Desktop Connector の構成設定を格納するために、SRSS、SGD、またはファイルベースのデータストアのどれを使用するか選択を求めます。

ファイルベースのデータストアがデフォルトですが、次の例外があります。

セキュリティー関連の構成設定はすべて暗号化形式でデータストアに格納されるため、スクリプトは暗号化に使用するパスワードも求めます。



注 - Virtual Desktop Connector がフェイルオーバーグループまたは SGD アレイの複数のサーバーにインストールされている場合は、すべてのサーバーが同じ暗号化パスワードを使用する必要があります。



システムに SGD がインストールされている場合、vda-config は My Desktop アプリケーションオブジェクトを設定して構成するかを確認します。デフォルトは Yes です。

vda-config を使用して、Virtual Desktop Connector の管理 GUI を構成できます。Apache Tomcat のインストールパスやポート番号などの構成設定を求め、適切なデフォルト値を提供します。



注 - リモートサーバー管理が無効になっている場合 (デフォルト) は、http://127.0.0.1:1800 または http://localhost:1800 を経由してのみ、管理 GUI にアクセスできます。http://<servername>:1800 経由の管理 GUI へのアクセスは、リモート管理が有効でないかぎり、ブロックされます。



最終確認の質問のあと、vda-config は必要なシステム適応を実行します。これには数分かかる場合があります。タイムスタンプの付いたログファイルは、次の場所で取得できます。

/var/sadm/log/logs/vda-config.<year_month_date_hour:minute:second>.log

/var/log/vda-config.<year_month_date_hour:minute:second>.log

3. 次のコマンドを実行して、正しく起動されたことを確認します。


# /opt/SUNWvda/sbin/vda-service status
# /opt/SUNWvda/sbin/vda-webadmin status

 

すべてが期待どおりに動作している場合は、すべての Virtual Desktop Connector サービスが稼動しています。

アンインストール

Virtual Desktop Connector を削除するには、次の手順に従います。

1. 次のコマンドを実行して、Virtual Desktop Connector の構成を解除します。


# /opt/SUNWvda/sbin/vda-config -u

 

これにより、すべての Virtual Desktop Connector サービスがシャットダウンされ、すべての構成設定が削除されます。その後、次のようにパッケージを安全に削除できます。

2. 次のコマンドを実行して、アンインストールオプションを使ってインストールスクリプトを呼び出します。


# /opt/SUNWvda/sbin/vda-install -u

 

注 - このスクリプトは、必ず /opt/SUNWvda ディレクトリ以外から呼び出してください。このディレクトリから呼び出すと、システムが SUNWvda ディレクトリを削除できない場合があります。



スタンドアロンの Virtual Desktop Connector Client

特定の環境では、Sun Virtual Desktop Connector Client だけをインストールし、使用する必要のある場合があります。次の節で、基本的な説明を行います。

スタンドアロンの Virtual Desktop Connector Client のインストール

デフォルトでは、vda-install インストールスクリプトにより、thin クライアントまたは単一ホスト上の Web アクセスに必要な、Sun Virtual Desktop Connector のすべてのパッケージがインストールされます。スタンドアロンのインストールを実行するには、次の手順に従います。

1. インストールイメージで Sun Virtual Desktop Connector Client パッケージを探します。

Solaris プラットフォームでは、Sun Virtual Desktop Connector Client は次の場所にあります。vda_1.0/Solaris_10+/i386/Packages/SUNWvda-client
または
vda_1.0/Solaris10+/sparc/Packages/SUNWvda-client

Linux プラットフォームでは、Sun Virtual Desktop Connector Client は次の場所にあります。vda_1.0/Linux/Packages/SUNWvda-client-1.0-*.rpm

2. Sun Virtual Desktop Connector Client パッケージをインストールします。

Solaris プラットフォームでは pkgadd コマンドを、Linux では rpm コマンドを使用します。

スタンドアロンの Virtual Desktop Connector Client の使用

デフォルトでは、Sun Virtual Desktop Connector Client と Sun Virtual Desktop Connector Service は同じホストにインストールされ、そのクライアントはローカルで動作しているサービスへの接続を試みます。スタンドアロンの Sun Virtual Desktop Connector Client をインストールした場合は、クライアント呼び出しで使用されるリモートの Sun Virtual Desktop Connector Service の場所 (ホストおよびポート) を特定する必要があります。詳細は、vda-client(1) のマニュアルページを参照してください。

スタンドアロンのシナリオでは、クライアント通信の固定ポート番号が使用するように Sun Virtual Desktop Connector Service を構成することをお勧めします。デフォルトでは、サービスが開始するたびに異なるポート番号が選択されます。サービスポートの構成については、サービス設定を参照してください。