この節では Enterprise Server の既知の問題を取り上げます。
「Update Tool Notifier が実行されていると、Windows インストールディレクトリを削除できない (問題 5789)」
「ドメイン /applications ディレクトリのファイルアクセス権によって NullProcessException が発生することがある (問題 6545)」
「アップデートセンターを起動するために updatetool コマンドを実行するとセグメンテーション違反が発生する (問題 5514)」
「create jbdc-connection-pool のヘルプ情報にオプションが記載されていない (問題 5766)」
Red Hat Linux オペレーティングシステムで Open JDK が使用されている場合、インストールを通じた製品登録がサポートされません。
詳細については 問題報告 を参照してください。
インストールを登録するには、次のとおり実行します。
この環境でインストールする際に、「登録をスキップする 」オプションを選択します。
管理コンソール またはアップデートセンターを使用して、インストールを登録します。
メニュー項目の「■Start and Stop Application Server■」のプロパティーの「■Run■」フィールドが「標準」に設定されていると 管理コンソール が最大化の状態で起動しますが、これらのメニュー項目を使用するとプロパティーが最小に設定されているかのような状態で 管理コンソール が起動されます。
詳細については 問題報告 を参照してください。
管理コンソール を手動で最大化する必要があります。
Windows Vista でのインストールが終了したあと、「スタート」メニューのプログラムグループに次の問題が発生します。
「スタート」メニューグループが表示されない。
「スタート」メニューのグループが空になる。ドメインの開始、停止、アップデートセンターの開始が表示されません。
詳細については 問題報告 を参照してください。
「スタート」メニューのプログラムグループを表示するためには、ログアウトしてから再度ログインする必要があります。
delete-domain コマンドで、削除するドメインが実行中であるかどうかが確認されません。delete-domain コマンドを実行するときに削除対象のドメインが実行されている場合には、コマンドが失敗して、ユーザーにドメインを停止するよう通知する必要があります。
詳細については 問題報告 を参照してください。
delete-domain コマンドを実行する前に、stop-domain コマンドを実行します。
Update Tool Notifier が実行されているときに c:\Program ディレクトリから glassfishv3-prelude ファイルを削除しようとすると、「■Error deleting File or Folder: Cannot delete msvcp71: Access is denied■」というメッセージが表示されます。
詳細については 問題報告 を参照してください。
インストールディレクトリを削除する前に Update Center Notifier のウィンドウを閉じて、このユーティリティを停止します。
uninstall.sh コマンドを実行したあと、「■WARNING: Cannot delete file filename filename■」というメッセージが表示されます。
詳細については 問題報告 を参照してください。
ディレクトリのコンテンツを確認して、ファイルが削除されたことを確認します。残っているファイルがある場合は、手動で削除します。UNIX インストールを削除している場合は、隠しディレクトリを確認して削除してください。
Enterprise Server v3 Prelude のデスクトップショートカットがプログラムメニューに残り、as-install /uninstall.exe (as-install は Enterprise Server のインストールディレクトリ) の後、ログファイルにエラーメッセージが書き込まれます。
詳細については 問題報告 を参照してください。
Enterprise Server v3 Prelude を再インストールしてエントリを上書きするか、ショートカットをリストから手動で削除します。
ドメインの /applications ディレクトリでアクセス権が制限されているか、または制限されたディレクトリからのディレクトリ配備を使用している場合、サーバーは拡張ディレクトリ内のファイルを読み取ることができません。配備中に NullProcessException エラーが発生します。
詳細については 問題報告 を参照してください。
こうしたディレクトリのファイルアクセス権を変更して、ディレクトリのコンテンツを読み出すことができるアクセス権をサーバーに許可します。
time-stamp-install.log ファイルに書き込まれたすべての行が 1 行に結合されているため、ファイルを読み取ることができません。
詳細については 問題報告 を参照してください。
別のエディタを使用して、%TEMP% ディレクトリの下に作成されているインストールログファイルを手動で開きます。
Solaris 10 x86 システム上にアップデートセンターがインストールされたあと、 updatetool を使用してアップデートセンターを起動すると segv エラーによってコマンドが失敗します。
詳細については 問題報告 を参照してください。
Enterprise Server 管理コンソール を使用してアップデートセンターにアクセスします。
Solaris 10 x86 オペレーティングシステムインストールの場合は、パッチ 119964-08 および 125212-01 をインストールします。
Enterprise Server では、起動と配備で最高のパフォーマンスを達成するためにデフォルトでクライアント仮想マシンを使用しています。サーバー仮想マシンのみを含む JDK を使用している場合は、domain.xml 設定ファイルを編集してクライアント行を削除する必要があります。
詳細については 問題報告 を参照してください。
使用しているプラットフォーム/オペレーティングシステムで、クライアント JVM がサポートされていることを確認します。サポートされていない場合は、domain.xml ファイルを編集して <jvm-options>–client<jvm-options> の行を削除します。この場合、JVM エルゴノミクスによって該当のプラットフォームに対して適切な種類の仮想マシンが選択されます。
プラットフォームサポートの詳細については、「 Ergonomics in the 5.0 Java Virtual Machine」を参照してください。
匿名ユーザーはデフォルトドメインに作成されるデフォルトユーザーです。デフォルトドメインに別の管理ユーザーが追加されても、匿名ユーザーの定義はそのまま使用できます。そのため、すべてのユーザーが匿名ユーザーの権限を使用して、Enterprise Server の管理タスクを実行できます。このアクセス権により、一部の開発および業務配備でセキュリティー上の問題が発生する場合があります。
詳細については 問題報告 を参照してください。
匿名ユーザーを手動で削除します。
新しく追加された仮想サーバーの統計をモニターするには、その前にサーバーを再起動する必要があります。
詳細については、問題 6238 および 問題 6422 についての報告を参照してください。
仮想サーバーを追加したあと、サーバーを再起動して仮想サーバーのモニタリングデータを表示します。
管理コンソール およびコマンド行で、設定のログ作成をサポートしていません。
詳細については 問題報告 を参照してください。
プレーンテキストエディタを使用して as-installdomains/domain1/config/logging.properties ファイルを編集します。詳細は 『Sun GlassFish Enterprise Server v3 Prelude Administration Guide』の「Configuring Logging」 を参照してください。
create jbdc-connection-pool コマンドのヘルプ情報の機能説明およびオプションについての項に、--validateatmostonceperiod= interval オプションが記載されていません。
このオプションについての説明は、次のとおりです。
接続を確認するための連続したリクエストの時間間隔を秒単位で一度だけ指定します。この属性を適切な値に設定すると、接続ごとの確認リクエスト回数を最小にすることができます。
デフォルト値は 0 で、これを指定すると接続確認は行われません。
詳細は 問題報告 を参照してください。
create jbdc-connection-pool についての完全な情報は、create-jdbc-connection-pool(1) のマニュアルページを参照してください。