ディスクセットが作成済みであることを確認します。手順については、「ディスクセットを作成するには」を参照してください。
スーパーユーザーになります。
DID マッピングの一覧を表示します。
phys-schost# cldevice show | grep Device |
ディスクセットをマスターする (またはマスターする可能性がある) クラスタノードによって共有されているドライブを選択します。
ディスクセットにドライブを追加する際は、/dev/did/rdsk/dN の形式の完全な DID デバイス名を使用してください。
次の例では、DID デバイスのエントリ /dev/did/rdsk/d3 は、ドライブが phys-schost-1 と phys-schost-2 によって共有されていることを示しています。
=== DID Device Instances === DID Device Name: /dev/did/rdsk/d1 Full Device Path: phys-schost-1:/dev/rdsk/c0t0d0 DID Device Name: /dev/did/rdsk/d2 Full Device Path: phys-schost-1:/dev/rdsk/c0t6d0 DID Device Name: /dev/did/rdsk/d3 Full Device Path: phys-schost-1:/dev/rdsk/c1t1d0 Full Device Path: phys-schost-2:/dev/rdsk/c1t1d0 … |
ディスクセットの所有者になります。
phys-schost# cldegivegroup switch -n node devicegroup |
デバイスグループの所有権を取得するノードを指定します。
デバイスグループ名を指定します。これはディスクセット名と同じです。
ディスクセットにドライブを追加します。
完全な DID パス名を使用します。
phys-schost# metaset -s setname -a /dev/did/rdsk/dN |
ディスクセット名を指定します。ディスクセット名はデバイスグループ名と同じです。
ディスクセットにドライブを追加します。
ディスクセットにドライブを追加するときは、下位デバイス名 (cNtXdY) は使用しないでください。下位レベルデバイス名はローカル名であり、クラスタ全体で一意ではないため、この名前を使用するとディスクセットがスイッチオーバーできなくなる可能性があります。
新しいディスクセットとドライブの状態を検査します。
phys-schost# metaset -s setname |
metaset コマンドによって、ディスクドライブ /dev/did/rdsk/d1 と /dev/did/rdsk/d2 がディスクセット dg-schost-1 に追加されます。
phys-schost# metaset -s dg-schost-1 -a /dev/did/rdsk/d1 /dev/did/rdsk/d2 |
ボリュームで使用するためにドライブのパーティションを再分割する場合は、「ディスクセット内のドライブのパーティションを再分割する」に進みます。
それ以外の場合は 「md.tab ファイルを作成する」に進み、md.tab ファイルでメタデバイスまたはボリュームを定義します。