Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

ProcedureSPARC: Sun Management Center 用に Sun Cluster モジュールソフトウェアをアップグレードする

次の手順を実行して、Sun Management Center サーバーマシンおよびコンソールマシンで Sun Cluster モジュールソフトウェアをアップグレードします。


注 –

Sun Management Center ソフトウェア自体をアップグレードする場合は、この手順は実行しないでください。代わりに、「SPARC: Sun Management Center ソフトウェアをアップグレードする」に進んで、Sun Management Center ソフトウェアと Sun Cluster モジュールをアップグレードしてください。


始める前に

SPARC プラットフォーム用の Sun Java Availability Suite DVD-ROM または DVD-ROM イメージへのパスを用意します。

  1. スーパーユーザーとして、既存の Sun Cluster モジュールパッケージを各マシンから削除します。

    pkgrm(1M) コマンドを使用して、すべての Sun Cluster モジュールパッケージを次の表に示したすべての場所から削除します。

    場所 

    削除するモジュールパッケージ 

    Sun Management Center コンソールマシン 

    SUNWscscn

    Sun Management Center サーバーマシン 

    SUNWscssvSUNWscshl


    machine# pkgrm module-package
    

    注 –

    クラスタノード上の Sun Cluster モジュールソフトウェアは、クラスタフレームワークのアップグレード時にすでにアップグレードされています。


  2. スーパーユーザーとして、Sun Cluster モジュールパッケージを各マシンに再インストールします。

    1. SPARC プラットフォーム用の Sun Java Availability Suite DVD-ROM をマシンの DVD-ROM ドライブに挿入します。

    2. Solaris_sparc/Product/sun_cluster/Solaris_ver/Packages/ ディレクトリに移動します (ver は、Solaris 9 の場合 9 、Solaris 10 の場合 10 です)。


      machine# cd Solaris_sparc/Product/sun_cluster/Solaris_ver/Packages/
      
    3. SUNWscssv パッケージをサーバーマシンにインストールします。

      コンソールマシン上の新しい SUNWscscn パッケージ、またはサーバーマシン上の新しい SUNWscshl パッケージにアップグレードしないように注意してください。


      machine# pkgadd -d . SUNWscssv
      
    4. DVD-ROM ドライブから Sun Java Availability Suite DVD-ROM を取り出します。

      1. DVD-ROM が使用されていないことを確認し、DVD-ROM 上にないディレクトリに移動します。

      2. DVD-ROM を取り出します。


        machine# eject cdrom