リソースを新しいバージョンのリソースタイプにアップグレードできる時点をクラスタ管理者に説明します。
クラスタ管理者がリソースタイプをアップグレードできる条件は、次に示すように、RTR ファイル内のリソースの各バージョンの #$upgrade_from ディレクティブの Tunable 属性に依存します。
いつでもよい (ANYTIME)
リソースが監視されてない場合のみ (WHEN_UNMONITORED)
リソースがオフラインである場合のみ (WHEN_OFFLINE)
リソースが無効である場合のみ (WHEN_DISABLED)
リソースグループが管理されていない場合のみ (WHEN_UNMANAGED )
次の例では、#$upgrade_from ディレクティブの Tunable 属性が、クラスタ管理者がリソースを新しいバージョンのリソースタイプにアップグレードできる条件にどのように影響するかを示します。
#$upgrade_from "1.1" WHEN_OFFLINE #$upgrade_from "1.2" WHEN_OFFLINE #$upgrade_from "1.3" WHEN_OFFLINE #$upgrade_from "2.0" WHEN_UNMONITORED #$upgrade_from "2.1" ANYTIME #$upgrade_from "" WHEN_UNMANAGED
バージョン |
クラスタ管理者がリソースをアップグレードできる時点 |
---|---|
1.1、1.2、1.3 |
リソースがオフラインのときのみ |
2.0 |
リソースが監視されていないときのみ |
2.1 |
任意の時点 (Anytime) |
そのほかのすべてのバージョン |
リソースグループが管理されていないときのみ |