xfs サーバーデーモンが待機している TCP ポート番号は、通常は「fs」ポートであり、/etc/services ファイルの中で 7100 と定義されているのが普通です。ただし、xfs コマンドでクラスタ管理者が含める -port オプションにより、システム管理者はデフォルトの設定を変更できます。
SUNW.xfnts リソースタイプの Port_list プロパティーを使用すると、デフォルト値を設定したり、クラスタ管理者が xfs コマンドと -port オプションを指定できるようになります。RTR ファイルにおいて、このプロパティーのデフォルト値を 7100/tcp と定義します。SUNW.xfnts の Start メソッドで、Port_list を xfs コマンド行の -port オプションに渡します。その結果、このリソースタイプのユーザーはポート番号を指定する必要がなくなります (ポートのデフォルト値は 7100/tcp)。クラスタ管理者は、リソースタイプを構成するときには、Port_list プロパティーに異なる値を指定できます。