この作業は、一度に 1 つのノードで実行してください。
この手順では、クラスタノードに内部非共有ディスク c0t0d0 および c0t1d0 が含まれていると仮定しています。必要に応じて、ここで説明する手順の内部ディスク名を独自のものに置き換えてください。
phys-sun で、ルートスライス c0t0d0s0 を単一スライス (一方向) 連結に配置します。
phys-sun# metainit -f d10 1 1 c0t0d0s0 |
他方の内部ディスク c0t1d0s0 を使用して 2 番目の連結を作成します。
phys-sun# metainit d20 1 1 c0t1d0s0 |
1 つのサブミラーを使用して 1 方向のミラーを作成します。
phys-sun# metainit d0 -m d10 |
ルートディレクトリのシステムファイルを設定します。
phys-sun# metaroot d0 |
metaroot コマンドを使用して /etc/vfstab ファイルと /etc/system ファイルを編集し、システムがメタデバイス上またはボリューム上のルート (/) ファイルシステムからブートされるように指定します。詳細は、metaroot(1M) のマニュアルページを参照してください。
ファイルシステムをすべてフラッシュします。
phys-sun# lockfs -fa |
lockfs コマンドを実行すると、マウントされているすべての UFS ファイルシステム上で、すべてのトランザクションがログからフラッシュされ、マスターファイルシステムに書き込まれます。詳細は、lockfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
ノードを再起動し、新しくミラー化したルート (/) ファイルシステムを再マウントします。
phys-sun# init 6 |
2 番目のサブミラーをこのミラーに接続します。
phys-sun# metattach d0 d20 |
詳細は、metattach(1M) のマニュアルページを参照してください。
主起動デバイスで起動に失敗した場合は、この代替起動デバイスから起動できます。代替起動デバイスについては、『Solaris Volume Manager Administration Guide』の「Creating a RAID-1 Volume」を参照してください。
phys-sun# ls -l /dev/rdsk/c0t1d0s0 |