Agent Builder は、アプリケーションや作成するリソースタイプの種類に関する情報を入力するためのグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) を提供します。Agent Builder は、ネットワーク対応のアプリケーションとネットワーク対応でないアプリケーション (非ネットワーク対応アプリケーション) をサポートします。ネットワーク対応アプリケーションは、ネットワークを使用してクライアントとの通信を行います。非ネットワーク対応アプリケーションは、スタンドアロンのアプリケーションです。
GUI バージョンの Agent Builder にアクセスできない場合は、コマンド行インタフェースを使用して Agent Builder にアクセスできます。「コマンド行バージョンの Agent Builder を使用する方法」を参照してください。
Agent Builder は、指定された情報にもとづき、次のソフトウェアを生成します。
リソースタイプのメソッドコールバックに対応したフェイルオーバータイプまたはスケーラブルリソースタイプ向けの C、Korn シェル (ksh)、または汎用データサービス (GDS) ソースファイル群。これらのファイルは、ネットワーク対応アプリケーション (クライアントサーバーモデル) と非ネットワーク対応 (クライアントレス) アプリケーションの両方に対応します。
C シェルまたは Korn シェルのソースコードを生成する場合は、カスタマイズされたリソースタイプ登録 (Resource Type Registration: RTR) ファイル。
リソースタイプのインスタンス (リソース) を起動、停止、および削除するためのカスタマイズされたユーティリティースクリプト。また、これらの各ファイルの使用方法を説明するカスタマイズされたマニュアルページ。
C のソースコードを生成する場合はバイナリを含む Solaris パッケージとユーティリティースクリプト。C または Korn シェルのソースソースを生成する場合は RTR ファイルを含む Solaris パッケージとユーティリティースクリプト。
Agent Builder を使って、プロセス監視機能 (PMF) によって個別に監視および再起動される複数の独立したプロセスツリーを持つアプリケーション用のリソースタイプを生成できます。