Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

作成画面の使用

リソースタイプを作成する最初の段階では、Agent Builder を起動したときに表示される「作成」画面に必要な情報を入力します。次の図は、フィールドに情報を入力したあとの「作成」画面を示しています。

図 9–2 Agent Builder の「作成」画面 (情報の入力後)

情報が入力されたあとの「作成」画面を示すダイアログボックス

作成画面には、次のフィールド、ラジオボタン、およびチェックボックスがあります。


注 –

cc コンパイラが $PATH 変数に含まれていないと、Agent Builder は「C」ラジオボタンをグレー表示し、「ksh」ラジオボタンを選択可能にします。別のコンパイラを指定する方法については、「Agent Builder のインストールと構成」の最後にある注記を参照してください。


必要な情報を入力したあと、「作成」をクリックします。画面の一番下にある「出力ログ」領域には、Agent Builder が行なったアクションが表示されます。「編集」メニューの「出力ログを保存」を使用すれば、出力ログ内の情報を保存できます。

これが終わると、Agent Builder は、成功メッセージか警告メッセージを表示します。


注 –

完全なリソースタイプを生成するには 2 段階の作業が必要ですが、最初の段階 (つまり、作成) が完了したあとに Agent Builder を終了しても、指定した情報や Agent Builder で作成した内容が失われることはありません。「Agent Builder で作成したコードの再利用」を参照してください。