この関数は、Process Monitor Facility (PMF) 機能をカプセル化します。PMF 経由の監視におけるDSDL モデルは、pmfadm に対して暗黙のタグ値を作成および使用します。詳細は、pmfadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
また、PMF 機能は、Restart_interval、Retry_count、および action_script 用の暗黙値も使用します (pmfadm の - t、-n、および -a オプション)。もっとも重要な点は、DSDL が PMF によって検出されたプロセス障害履歴を、障害モニターによって検出されたアプリケーション障害履歴に結びつけ、再起動またはフェイルオーバーのどちらを行うかを決定することです。
このカテゴリには次のような関数があります。
scds_pmf_get_status(3HA) – 指定するインスタンスが PMF 制御のもとで監視されているかどうかを判別します。
scds_pmf_restart_fm(3HA) – PMF を使って障害モニターを再起動します。
scds_pmf_signal(3HA) – PMF 制御のもとで動作するプロセスツリーに、指定するシグナルを送信します。
scds_pmf_start(3HA)およびscds_pmf_star(3HA) – PMF 制御のもと、障害監視をはじめとする指定されたプログラムを実行します。scds_pmf_start_env() 関数は、scds_pmf_start() 関数と同じ処理の実行に加え、実行されるプログラムに指定された環境も渡します。
scds_pmf_stop(3HA) – PMF 制御のもとで動作しているプロセスを停止します。
scds_pmf_stop_monitoring(3HA) – PMF 制御のもとで動作しているプロセスの監視を停止します。