Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

Stop_command プロパティー

このプロパティーは、アプリケーションを停止し、アプリケーションが完全に停止したあとでのみ戻る必要があるコマンドを指定します。このコマンドは、アプリケーションを停止するシェルに直接渡すことができる完全な UNIX コマンドでなければなりません。

Stop_command 拡張プロパティーが指定されていると、GDS 停止メソッドは、停止タイムアウトの 80% を指定して停止コマンドを起動します。さらに、GDS 停止メソッドは、停止コマンドの起動結果がどうであれ、停止タイムアウトの 15% を指定して SIGKILL を送信します。タイムアウトの残り 5% は、処理のオーバーヘッドのために使用されます。

停止コマンドが省略されていると、GDS は、Stop_signal に指定されたシグナルを使ってアプリケーションを停止しようとします。