SUNWscdev パッケージをインストールして、コンパイラオプションとリンカーオプションをデータサービス開発用に設定する方法について説明します。
スーパーユーザーになるか、RBAC 承認 solaris.cluster.modify を提供する役割になります。
使用する CD-ROM ディレクトリにディレクトリを変更します。
# cd cd-rom-directory |
SUNWscdev パッケージを現在のディレクトリにインストールします。
# pkgadd -d . SUNWscdev |
makefile に、データサービスのコードが使用する include ファイルとライブラリファイルを示すコンパイラオプションとリンカーオプションを指定します。
-I オプションは Sun Cluster のヘッダーファイルを指定し、-L オプションは、開発システム上にあるコンパイル時ライブラリの検索パスを指定し、-R オプションはクラスタの実行時リンカーのライブラリの検索パスを指定します。
# サンプルデータサービスの Makefile ... -I /usr/cluster/include -L /usr/cluster/lib -R /usr/cluster/lib ...