Scalable プロパティーが TRUE であるリソースを作成または更新するたびに、RGM は、さまざまなリソースプロパティーの妥当性を検査します。プロパティーの構成が正しく行われていないと、RGM は更新や作成の試行を拒否します。
RGM は次の検査を行います。
Network_resources_used プロパティーは、空であってはならず、既存の共有アドレスリソースの名前を含む必要があります。スケーラブルリソースを含むリソースグループの Nodelist にあるすべてのノードは、指定した共有アドレスリソースのそれぞれの NetIfList プロパティーまたは AuxNodeList プロパティーに存在する必要があります。
スケーラブルリソースを含むリソースグループの RG_dependencies プロパティーは、スケーラブルリソースの Network_resources_used プロパティーに存在する、すべての共有アドレスリソースのリソースグループを含む必要があります。
Port_list プロパティーは空であってはならず、ポートとプロトコルのペアのリストを含む必要があります。各ポート番号にはスラッシュ (/) を追加し、そのあとにはそのポートにより使用されているプロトコルを付けます。たとえば、次のように使用します。
Port_list=80/tcp6,40/udp6
プロトコルには、次のものを指定できます。
tcp (TCP IPv4)
tcp6 (TCP IPv6)
udp (UDP IPv4)
udp6 (UDP IPv6)