Sun Cluster の概要 (Solaris OS 版)

ディスクパスの監視

Sun Cluster ソフトウェアは、ディスクパス監視 (DPM) がサポートします。DPM は、二次ディスクパスの障害を報告することによって、フェイルオーバーやスイッチオーバーの全体的な信頼性を高めます。ディスクパスの監視には 2 つの方法があります。1 つめの方法は cldevice コマンドを使用する方法です。このコマンドを使用すると、クラスタ内のディスクパスの状態を監視、監視解除、または表示できます。コマンド行オプションについての詳細は、cldevice(1CL) のマニュアルページを参照してください。

2 つめの方法は、Sun Cluster Manager の GUI (Graphical User Interface) を使用してクラスタ内のディスクパスを監視する方法です。Sun Cluster Manager では、監視されているディスクパスがトポロジで表示されます。このトポロジビューは 10 分ごとに更新され、失敗した ping の数が表示されます。