Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

Agent Builder のナビゲーション

「作成」画面と「構成」画面の情報は、次の操作で入力します。

各画面の下にあるボタンを使用すると、作業を完了したり、次の画面に進んだり、以前の画面に戻ったり、Agent Builder を終了したりできます。Agent Builder は、必要に応じてこれらのボタンを強調表示にしたり、グレー表示にしたりします。

たとえば、「作成」画面で必要なフィールドに入力し、希望するオプションを選択してから、画面の下にある「作成」ボタンをクリックします。この時点で、以前の画面は存在しないので、「戻る」ボタンはグレー表示されます。また、この作業が完成するまで次の手順には進めないので、「進む」ボタンもグレー表示されます。

「作成」、「戻る」、「進む」、「キャンセル」コマンドを示す画面下部のパネル

Agent Builder は、画面の下にある「出力ログ」領域に進捗メッセージを表示します。作業が終了したとき、Agent Builder は成功メッセージまたは警告メッセージを表示します。「進む」が強調表示されます。あるいは、これが最後の画面の場合は、「キャンセル」だけが強調表示されます。

「キャンセル」ボタンをクリックすると、任意の時点で Agent Builder を終了できます。

「ブラウズ」コマンド

Agent Builder のフィールドには、そのフィールドに情報を入力できるものや、「ブラウズ」をクリックしてディレクトリ構造内をブラウズし、ファイルまたはディレクトリを選択できるものなどがあります。

「ブラウズ」コマンド

「ブラウズ」をクリックすると、次のような画面が表示されます。

「ブラウズ」画面 - ファイルを一覧表示した状態

フォルダをダブルクリックすると、フォルダが開きます。カーソルをファイルに移動させると、「ファイル名」フィールドにファイルの名前が表示されます。必要なファイルを見つけ、そこにカーソルを移動したら、「選択」をクリックします。


注 –

ディレクトリをブラウズする場合は、必要なディレクトリにカーソルを移動し、「開く」をクリックします。ディレクトリにサブディレクトリがない場合、Agent Builder はブラウズウィンドウを閉じて、ユーザーがカーソルを移動したディレクトリの名前を適切なフィールドに表示します。サブディレクトリがある場合、「閉じる」をクリックすると、ブラウズウィンドウが閉じて、以前の画面に戻ります。Agent Builder は、ユーザーがカーソルを移動したディレクトリの名前を適切なフィールドに表示します。


「ブラウズ」画面の右上隅にあるアイコンには、次のような処理を行います。

アイコン 

目的 

上向き矢印アイコン

ディレクトリツリーの 1 つ上のレベルに移動します。 

家のイラスト付きアイコン

ホームフォルダに戻ります。 

新しいフォルダのアイコン

現在選択しているフォルダの下に新しいフォルダを作成します。 

表示方式を変更するアイコン

ビューを切り替えます。将来のために予約されています。 

Agent Builder のメニュー

Agent Builder には、ドロップダウンメニューとして「ファイル」メニューと「編集」メニューがあります。

Agent Builder の「ファイル」メニュー

「ファイル」メニューでは、次の 2 つのオプションを使用できます。

Agent Builder の「編集」メニュー

「編集」メニューでは、次の 2 つのオプションを使用できます。