Sun Cluster データサービス開発ガイド (Solaris OS 版)

クライアントの再試行

ネットワーククライアントから見ると、フェイルオーバーやスイッチオーバーは、論理ホストに障害が発生し、高速再起動しているように見えます。したがって、クライアントアプリケーションとクライアントサーバープロトコルは、このような場合に何回か再試行するように構成されていることが理想的です。アプリケーションとプロトコルがすでに単一サーバーのクラッシュと再起動に対応できている場合、リソースグループのテイクオーバーまたはスイッチオーバーにも対応できます。無限に再試行するようなアプリケーションもあります。また、何回も再試行していることをユーザーに通知し、さらに継続するかどうかをユーザーにたずねるような、より洗練されたアプリケーションもあります。