Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)

障害モニターの検証タイムアウトの設定

障害モニターの検証タイムアウトでは、検証に対するリソースからの応答にどのくらいの時間を許すかを指定します。このタイムアウト内にリソースからの応答がないと、障害モニターは、このリソースに障害があるものとみなします。障害モニターの検証に対するリソースの応答にどの程度の時間がかかるかは、障害モニターがこの検証に使用する操作によって異なります。データサービスの障害モニターがリソースを検証するために実行する操作については、データサービスのマニュアルを参照してください。

リソースの応答に要する時間は、障害モニターやアプリケーションとは関係のない次のような要素にも依存します。

障害モニターの検証タイムアウトを設定する場合は、必要なタイムアウト値をリソースの Probe_timeout 拡張プロパティーに秒単位で指定します。