共通エージェントコンテナサービスのデフォルトのポート番号 (6789) が実行中の別のプロセスと衝突する場合、cacaoadm コマンドを使用し、各クラスタノード上で、衝突しているサービスまたは管理エージェントのポート番号を変更できます。
すべてのクラスタ上で 共通エージェントコンテナ 管理デーモンを停止します。
# /opt/bin/cacaoadm stop |
Sun Java Web Console を停止します。
# /usr/sbin/smcwebserver stop |
get-param サブコマンドを使用して、共通エージェントコンテナサービスにより現在使用されているポート番号を取得します。
# /opt/bin/cacaoadm get-param parameterName |
cacaoadm コマンドを使用して、以下の共通エージェントコンテナサービスのポート番号を変更できます。次のリストは、共通エージェントコンテナで管理できるサービスとエージェント、および対応するパラメータ名の例を示しています。
jmxmp-connector-port
snmp-adaptor-port
snmp-adaptor-trap-port
commandstream-adaptor-port
ポート番号を変更します。
# /opt/bin/cacaoadm set-param parameterName=parameterValue =parameterValue |
クラスタの各ノード上で手順 4 を繰り返します。
Sun Java Web Console を再起動します。
# /usr/sbin/smcwebserver start |
すべてのクラスタノード上で 共通エージェントコンテナ 管理デーモンを再起動します。
# /opt/bin/cacaoadm start |