名前空間の場所を変更したいグローバルクラスタ投票ノードのスーパーユーザーになります。
ノードのローカルディスクで、次の要件を満たす新しいパーティションを作成します。
サイズが 512 M バイト以上
UFS ファイルシステムの使用
グローバルデバイスファイルシステムとしてマウントする新しいパーティションに、/etc/vfstab ファイルへのエントリを追加します。
現在のノードのノード ID を指定します。
# /usr/sbin/clinfo -nnode ID |
次の形式を使用して、/etc/vfstab ファイルに新しいエントリを作成します。
blockdevice rawdevice /global/.devices/node@nodeID ufs 2 no global |
たとえば、使用するパーティションが /dev/did/rdsk/d5s3 の場合、/etc/vfstab ファイルに追加する新しいエントリは、/dev/did/dsk/d5s3 /dev/did/rdsk/d5s3 /global/.devices/node@3 ufs 2 no global となります。
グローバルデバイスパーティション /global/.devices/node@nodeID のマウントを解除します。
/.globaldevices ファイルに関連付けられた lofi デバイスを削除します。
# lofiadm -d /.globaldevices |
/.globaldevices ファイルを削除します。
# rm /.globaldevices |
globaldevices および scmountdev SMF サービスを無効にし再度有効にします。
# svcadm disable globaldevices# svcadm disable scmountdev# \ svcadm enable scmountdev# svcadm enable globaldevices |
パーティションは現在グローバルデバイス名前空間ファイルシステムとしてマウントされています。
lofi デバイスからパーティションへ移行したいグローバルデバイス名前空間のある他のノードでもこのステップを繰り返します。
クラスタの1つのノードから、cldevice populate コマンドを実行してグローバルデバイス名前空間を生成します。
# /usr/cluster/bin/cldevice populate |
クラスタのすべてのノードで処理が完了したことを確認してから、ノードに対する作業を実行してください。
# ps -ef | grep scgdevs |
グローバルデバイス名前空間は、現在専用パーティションにあります。