Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

ローカライズとグローバル化

この節では、Delegated Administrator のローカライズに関する問題について説明します。

ローカライズ版の Delegated Administrator の GUI 設定プログラム config-commda では、デフォルトのページサイズが小さすぎて、すべての入力フィールドとそれらのフィールドのラベルを適切に表示できない。(6307209)

回避策:

ローカライズ版の GUI 設定プログラム config-commda の使用時に表示されないラベルや入力フィールドが存在している場合、GUI config-commda 内のダイアログのサイズを変更し、より長いラベルが収まるようにします。

言語タグ付きのようこそメッセージを含むドメインを作成できない。(6242611)

commadmin domain create コマンドで -A "mailDomainWelcomeMessage;lang-<language tag>:Subject:<message>" オプションを指定することで、言語タグ付きのようこそメッセージを含むドメインを作成しようとしても、そのドメインを作成できません。

回避策

まず、commadmin domain create コマンドを使ってドメインを作成します。次に、commadmin domain modify コマンドを使って言語タグ付きのようこそメッセージを追加します。次に例を示します。


commadmin domain create -D admin -w pass -S mail -H test.<domain>
-d i18n.tst

commadmin domain modify -D admin -w pass -d i18n.tst 
-A "mailDomainWelcomeMessage;lang-fr:Subject:Test$$Test"

エラーメッセージ「The organization already exists」がローカライズされていない。(6201623)

既存の組織と同じ名前で組織を作成しようとすると、Delegated Administrator から次のエラーメッセージが表示されます。“The organization already exists.” このメッセージは英語であり、翻訳されていません。