Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

Messaging Server のディスク容量

サーバーシステムのディスク容量を計画する際には、環境ソフトウェア、Messaging Server ソフトウェア、およびメッセージの内容を運用するための容量、さらにトラッキングのための容量を確実に含める必要があります。可用性が要求される場合には、必ず外部ディスクアレイを使用します。ほとんどのシステムで、内部システムディスクでは 4 台までのディスクしかサポートされないため、パフォーマンスを向上させるには外部ディスクが必要となります。

メッセージストアパーティションでは、全メッセージの合計サイズに 30 % のオーバーヘッドを加えたストレージサイズが必要です。

さらに、ユーザーディスク容量を割り当てます。この容量は、通常、サイトのポリシーに従って決定されます。


注 –

配備計画には、障害回復のためのメッセージストアのバックアップ方法を含める必要があります。Messaging Server では、Solstice Backup (Legato Networker)、imsbackup ユーティリティ、およびファイルシステムスナップショットバックアップがサポートされています。バックアップメディアを遠隔地に格納した方がよい場合もあります。バックアップは、サーバーの処理に影響しない範囲で、できるだけ頻繁に実行することをお勧めします。