Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

ログファイルディレクトリ

ログファイルディレクトリでは、設定されているログのレベルにより、さまざまな量の入出力が要求されます。メッセージストアのその他の高入出力要求とは異なり、ログディレクトリへの入出力は非同期です。典型的な配備シナリオでは、LUN 全体をログ専用には使用しません。かなり規模の大きなストア配備、または大量のログが必要な環境では、専用の LUN を使用するのが理に適っています。

ほとんどすべての環境で、メッセージストアをデータ喪失から守る必要があります。要求される損失からの保護と継続的な可用性のレベルは、RAID5 のような単純なディスク保護から、ミラーリング、日常的なバックアップ、データのリアルタイムレプリケーション、リモートデータセンターまで、さまざまです。データの保護に関しても、Automatic System Recovery (ASR) が可能なマシンから、ローカル HA 機能、自動リモートサイトフェイルオーバーまで、さまざまなものがあります。これらの決定は、ハードウェアの量とサービスの提供に必要なサポート要員の数に影響します。