Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

設定する Messaging Server コンポーネントの選択

Messaging Server ソフトウェアをインストールするときに、Java Enterprise System インストーラによりすべての Messaging Server がインストールされます。次に、Messaging Server 設定プログラムを使用して、Messaging ホスト上で適切なMessaging Server コンポーネント (MTA、メッセージストア、Messenger Express、MMP) を選択します。

次の表は、それぞれのタイプの Messaging ホストで設定する必要のあるコンポーネントを示します。

表 15–4 Messaging Server で設定するコンポーネントの選択

設定するメッセージングホストのタイプ 

設定プログラムで選択されるコンポーネント 

MTA 

メッセージ転送エージェント 

メッセージストア (バックエンド) 

メッセージ転送エージェント、メッセージストア、Messenger Express 

注: 設定の終了後、MEM プロキシの保存を設定する必要があります。 

Messenger Express (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) 

Messenger Express、Messaging マルチプレクサ 

注: Messenger Express だけを設定する場合は、メッセージストアと MTA を選択するか、少なくとも既存の MTA を指定します。 

Messenger マルチプレクサ (フロントエンドのみ、保存または SMTP の機能なし) 

Messaging マルチプレクサ 


注 –

LMTP 配信メカニズムを設定するには、MTA とバックエンドストアの両方の設定が必要です。LMTP の設定手順については、『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド』の第 15 章「LMTP 配信」を参照してください。