Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

Instant Messaging 電子メール通知 (カレンダアラート) アーキテクチャー

オフラインユーザーへの電子メール通知とユーザーへのカレンダの予定の Instant Messaging ベース通知をサポートするように、Instant Messaging を配備することができます。

電子メール通知とカレンダアラートをサポートする Instant Messaging アーキテクチャー は、「Instant Messaging の基本アーキテクチャー」と同じ機能を提供します。この機能を提供するには、「Instant Messaging の基本アーキテクチャー」に記載されたコンポーネントを含める必要があります。電子メールアラートをサポートするには、Sun Java System Messaging Server などの SMTP サーバーもインストールする必要があります。カレンダアラートをサポートするには、Sun Java System Calendar Server もインストールする必要があります。

電子メール通知を有効にする場合、Instant Messaging のインストール時に使用する SMTP サーバーの指定が必要となります。SMTP サーバーがインストールされていない場合は、Instant Messaging ソフトウェアのインストール前にインストールを完了する必要があります。図 23–3 は、ネットワーク経由の電子メール通知に対応した Instant Messaging を示しています。

Calendar Server がインストールされていない場合は、Instant Messaging ソフトウェアのインストール前にインストールを完了する必要があります。図 23–4 は、ネットワーク経由のカレンダ通知に対応した Instant Messaging を示しています。

このアーキテクチャーの認証フローは基本配備と同じです。詳細については、「基本アーキテクチャーにおける認証」を参照してください。

図 23–3 電子メール通知を使用する Instant Messaging アーキテクチャー

この図は、電子メール通知が有効な Instant Messaging の配備におけるコンポーネント間の関係を示しています。

この例では、次のようにします。

図 23–4 カレンダアラートを使用する Instant Messaging アーキテクチャー

この図は、カレンダの予定通知が有効な Instant Messaging の配備におけるコンポーネント間の関係を示しています。

この例では、次のように動作します。