Sun Java System Communications Express 6 2005Q4 管理ガイド

uwcconfig.properties

表 D-4 は、uwcconfig.properties ファイルのパラメータを一覧表示しています。

表 D–4 uwcconfig.properties のパラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

mail.deployed 

 

Messenger Express が配備されているかどうかを指定します。このパラメータは、設定ウィザードの実行時に設定されます。 

Messenger Express が配備されると、この属性が「true」になります。 

webmail.host 

 

Messenger Express が配備されるマシンのホスト名を指定します。 

Messenger Express のホスト名は、Web Server が配備されるマシンの名前に対応させます。 

webmail.port 

80 

Messenger Express HTTP Server が待機するポート番号を指定します。 

calendar.deployed 

 

カレンダモジュールが配備されているかどうかを指定します。このパラメータは、設定ウィザードの実行時に設定されます。 

カレンダが配備されている場合は、この属性を「true」に設定します。 

calendar.wcap.host 

 

WCAP サーバーのホスト名を指定します。 

calendar.wcap.port 

 

WCAP が待機するポート番号を指定します。 

calendar.wcap.adminid 

calmaster 

WCAP サーバーの管理 ID を指定します。 

calendar.wcap.passwd 

 

WCAP サーバーの管理パスワードを指定します。 

calendar.jcapi.serviceclass 

.socs 

com.sun.comclient.calendar. 

socs.SOCSCalendarStore 

Sun Java System Calendar Server 用に Java API for Calendar (JCAPI) を実装しているクラスの名前を指定します。 

注: この値は変更しないでください。 

uwc.gzipcompression 

 

Communications Express の HTTP 応答での GZIP 圧縮を有効にします。 

HTTP 応答の GZIP 圧縮を有効にするには、この値を true に設定します。これにより、Communications Express ページアクセスのスループットが向上します。 

uwc.renderhtml 

 

カレンダデータを HTML で描画する必要があるかどうかを指定します。 

カレンダデータを HTML で描画する場合は、このパラメータを「y\q」に設定します。 

有効な値は \qy\q または \qn\q です。 

log.file 

このパラメータは、アドレス帳モジュールで使用されます。 

/tmp/trace.log 

ログファイルの場所を指定します。 

デフォルトでは、メッセージは Web コンテナのエラーログファイルに移動されます。 

log.level 

このパラメータは、アドレス帳モジュールで使用されます。 

アプリケーションのログレベルを指定します。このモジュールのロギングを無効にするには、この値を 0 に設定します。 

有効な値は次のとおりです。 

level = 0 (オフ)、1 (デバッグのみ)、2 (エラーのみ)、3 (すべて)。 

log.components 

このパラメータは、アドレス帳モジュールで使用されます。 

127 

ロギング用のコンポーネントレベルを指定します。 

maxpostcontentlength 

1000000 

コンテンツの種類がマルチパートであり、オクテットのフォームデータ (ファイルアップロード用) を含む POST コマンドの最大のコンテンツ長を指定します。 

-1 は、制限がないことを示します。 

uwcloginpath 

/base/UWCMain 

Communications Express ログインページへのパスを指定します。 

sessionobjfactory.pstore.class 

com.iplanet.iabs.coresrv. 

CorePersonalStoreFactory 

SessionObjectFactory を実装しているクラスを定義します。 

sessionobjfactory.pstore. 

configpath 

 

プラグインの設定パスを指定します。このパスは、現在のファイルのパスからの相対パスまたは絶対パスのどちらかです。 

sessionobjfactory.pstore. 

sessionid 

com.iplanet.iabs.pstore 

ユーザーのセッションでオブジェクトを格納するときの名前を指定します。 

addressbook.wabp.version 

 

アドレス帳のプロトコルバージョンを指定します。 

manual_purge_enabled 

 

jsessionid を持つユーザーがアドレス帳サーバーコマンド、purge_entries.wabp を呼び出し、削除用にマークされたすべてのエントリを完全に削除できるようにします。

auto_purge_enabled 

 

login.wabp が呼び出されたときに、削除用にマークされた連絡先を自動的にパージします。

login.wabp が呼び出されたときの連絡先の自動パージを有効にするには、この値を true に設定します。

expire_period 

 

削除用にマークされたエントリが完全に削除されるまでのパージ期間を日数で指定します。 

このパラメータは、auto_purge_enabled が true に設定されている場合だけ有効です。

purge_interval 

 

パージ間隔を日数で指定します。 

パージサイクルは、auto_purge_enabled が true に設定されている場合だけ、ここで指定した間隔で起動されます。

uwc.homepageurl 

 

ホームページの URL を指定します。 

ユーザーがホームリンクをクリックすると、この URL に移動します。 

このパラメータがないときに、ユーザーがホームリンクをクリックすると、ユーザーのデフォルトのアプリケーションに移動します。