プロキシマシンに Messaging Server をインストールしたら、Messenger Express Multiplexor パラメータを設定します。
必要なバックエンドメッセージングサーバーの情報を集めます。
バックエンドメッセージングサーバーのディレクトリで configutil コマンドを実行し、パラメータの値を設定します。パラメータの値については、この節の後半で説明します。設定を正常に行うには、プロキシマシンとバックエンドメッセージングサーバーの設定を同じにする必要があります。Multiplexor はプロキシマシンで有効にします。
Messenger Express Multiplexor の設定パラメータを設定します。
設定値を指定するには、プロキシマシンの Messaging Server の msg_svr_base/sbin/configutil ディレクトリで configutil コマンドを実行します。設定値がバックエンドメッセージングサーバーの値と同じであることを確認します。
次の節では、Messenger Express Multiplexor の設定に必要な configutil パラメータについて説明します。
Messenger Express Multiplexor を有効にする前に、Directory Server パラメータを正しく指定する必要があります。LDAP パラメータを指定するには、適切なバックエンドメッセージングサーバーのインスタンスディレクトリで次のコマンドを実行します。
configutil -o local.ugldaphost
バックエンドメッセージングサーバーが使用する、ユーザーおよびグループの LDAP Directory Server を表すパラメータです。ldaphost には、バックエンドメッセージングサーバーが使用するものと同じ値、または同じデータを含むレプリケートされた LDAP サーバーを指定します。
configutil -o local.ugldapbinddn および configutil -o local.ugldapbindcred
Users and Groups Directory Server 管理者の DN とパスワードを表すパラメータです。ldapbinddn も ldapbindcred も、バックエンドメッセージングサーバーの指定と同じである必要があります。
dcroot が正しく指定されていることを確認する必要があります。dcroot を指定するには、適切な Messaging Server インスタンスディレクトリで次のコマンドを実行します。
Messaging Server のデフォルトドメイン (defaultdomain) が正しく指定されていることを確認する必要があります。Messaging Server のデフォルトドメインを指定するには、適切な Messaging Server インスタンスディレクトリで次の configutil コマンドを実行します。
configutil -o service.defaultdomain
ログイン区切り (loginseparator) は、バックエンドメッセージングサーバーで使用するものと同じにします。Messaging Server のログイン区切りを指定するには、適切なバックエンドメッセージングサーバーのインスタンスディレクトリで次の configutil コマンドを実行します。